目次
働くことで得られるメリット
働きたくないと感じた場合の対策
働くことで得られるメリット
働くことは必要なこととは理解しているものの、それでも働きたくないと思っている人もいます。ここで、改めて働くことで得られるメリットを考えてみましょう。
お金を稼げる
生活をするためには、どうしてもお金が必要です。お金は人に価値を提供した対価として得るものであり、それは働くことで実現できます。
初めての給料をもらったとき、うれしいと感じた人は多いのではないでしょうか。それは、自分が社会に貢献してその対価をもらったと実感したからといえます。
自分が稼いだお金を自分のために使うことも良いですが、大切な人にプレゼントをあげたり、家族に貴重な体験をさせてあげたりすることでも、充実感を得られるでしょう。自分が働いて稼いだお金を大切な人に使うことで、そういった感情に至るのです。
精神的に強くなる
どんな仕事でも、やるからには責任が伴います。それゆえ、ミスをすると叱られたり、クレームを受けたりすることはあるでしょう。それでも投げ出さずに仕事をやり切ることで、大変な状況でも諦めない精神的な強さを得られます。
めげずに仕事をやり続けることで、上司からの説教にも耐えられるメンタルも身につきます。働いた経験があれば、これからの人生で困難にぶつかったときでも、「あのとき、やりきれたから大丈夫」と思え、打たれ強くなれるでしょう。
社会貢献できる
そもそも仕事とは、社会に何らかの価値を提供することです。子どものうちは、何をやるにも親がお金を払ってサービスを受ける、いわば『お客様』の立場でした。例えば、塾、習い事などは、学校の学費以外に、親にお金を出してもらって行っていたでしょう。
しかし、社会人になると、今度は自分が人に価値を提供する立場です。仕事の大きなやりがいは、人の役に立つことで、感謝してもらうことでしょう。仕事を通じて社会に貢献することで、自分が社会の一員となっていることを実感できます。
人の役に立っているという感覚が充実感を生み、さらなる活力の源となります。活力にあふれていれば、仕事のパフォーマンスも良くなり、社会貢献ができるという好循環を生み出せるでしょう。
働きたくないと感じた場合の対策
働きたくないと感じたら、どのような行動を取るべきなのでしょうか。働きたくないと感じたときの対処法を三つ解説します。自分にとって一番効果の高そうなものから実践してみましょう。
働きたくない理由を考える
まずは、なぜ自分が働きたくないかを考えてみましょう。働きたくない理由がわかることで、どのように対処すれば良いかがわかります。漠然と働きたくないと思っているうちは、状況を好転させることはできないでしょう。
疲れがたまっているなら、その原因から距離を取ることが対策になり、長時間労働が原因なら、転職することが対策になり得ます。働きたくない理由は人それぞれであるため、取るべき対処法も人によって異なるでしょう。
信頼できる人に相談する
働きたくないと悩んでいるなら、その気持ちを誰かに打ち明けることで解決の糸口が見えてくるかもしれません。自分一人で悩んでいても、なかなか答えは出ないでしょう。
人に話すことによって、客観的な意見を聞くことができ、自分では思ってもいなかったような解決策が見つかるかもしれません。
また、自分の気持ちを吐き出すだけでも、気持ちが楽になります。悩んでいるなら、一人で抱え込まないことが大切です。
仕事から離れて少し休んでみる
働きたくないと感じる場合、仕事から距離を置くことも大切です。有休が残っているなら、有休を使って仕事から数日間、離れてみましょう。有休で休んでも休息が足りないなら、休職することも方法の一つです。
数日間の休みを取るときは、一日中寝るのではなく、趣味に打ち込むなど有意義な時間を過ごした方が、リラックス効果が高いといわれています。
仕事と物理的に距離を取ることで、別の視点から問題について考えることができます。また、仕事に対する考え方も変わり、良い対策を思いつくといったこともあるでしょう。