目次
国家公務員試験の倍率は?
地方公務員試験の倍率は?

国家公務員試験の倍率は?

続いては、国家公務員試験のうち、高卒程度と区分された試験の倍率をみていきます。

試験の種類申込者数第一次試験合格者数最終合格者数倍率
国家公務員採用一般職試験(高卒者試験)12,9704,1793,118約4.2倍
国家公務員採用一般職試験(社会人試験 係員級)2735732約8.5倍
皇宮護衛官採用試験(高卒程度試験)38813823約16.7倍
刑務官採用試験4,5321,9471,019約4.5倍
入国警備官採用試験2,16412665約33.3倍
税務職員採用試験7,2393,2101,809約4.0倍
航空保安大学校学生採用試験360207126約2.9倍
気象大学校学生採用試験2774834約8.1倍
海上保安大学校学生採用試験36815290約4.1倍
海上保安学校学生採用試験3,7661,100643約5.9倍
海上保安学校学生採用試験(特別)6,6022,8591,192約5.5倍

※気象大学校に入学すると気象庁職員として採用されることになるので、給与などが支給されます。海上保安大学校は海上保安庁職員に採用となります。

試験の種類によってかなり倍率が異なることがわかります。倍率が高いものを狙いたいなら、それ相応の覚悟で勉強することが必要といえます。

参照:2021年度国家公務員採用試験実施状況を元に倍率を算出

地方公務員試験の倍率は?

続いては、地方公務員試験の倍率のうち、五大都市における、高卒程度行政事務系区分の倍率をみていきます。

自治体申込者数第一次試験合格者数最終合格者数競争倍率
札幌市28259316.7
特別区3類(東京23区)36389793927.4
名古屋14628910.8
大阪(18-21)29185
福岡21750256.5

※大阪(18-21)は18歳から22歳のみ受験資格があります
※「ー」は非公表もしくは未発表

年によっては倍率10倍以上となるところもあるので、こちらもやはり、合格を勝ち取るにはしっかりと対策を講じることが必要であることがわかります。

参照:公務員試験総合ガイド 令和3年度政令指定都市(高卒行政系)試験結果

公務員を目指すうえで高卒であることは不利にならない

公務員を目指すにあたって、高卒であることが不利に働くことはありません。一部職種に関しては資格が必要とされていますが、資格不要の職種もさまざまに用意されているので、興味がある人はぜひチャレンジしてみてくださいね。

提供元・キャリアゲ

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