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さいごに
さいごに
日本最大級のキツツキであるクマゲラ。
その表情はどこかあどけなく映ります。
実はキツツキという鳥は特定の個体を指すのではなく、木の幹に穴をあける鳥全般をいいます。木に穴をあけるその姿から「木突き」→「キツツキ」→「啄木鳥」となったのだそう。
そんなキツツキの仲間の中でも貴重なクマゲラ。北海道や東北の一部にしか生息していないとされるクマゲラの背景には、緑豊かな自然があります。
森と野鳥の関係は非常に興味深いものです。自然の象徴ともされるクマゲラ。実は北海道においては絶滅危惧種とされています。森林を守る。すると同時にクマゲラを守ることができる。これからも限りある資源を大切にしていきたいと再認識しました。
ちなみにクマゲラはアイヌの人たちから「チプ・タ・チカップ」と呼ばれているそうです。ヒグマの居場所を教えてくれたり、道案内をしてくれる神として崇められていたといいます。なんと頼もしい鳥なのでしょう。是非とも一度お目にかかりたい。北海道を訪れた際には筆者もクマゲラを探してみたいと思います。
提供元・北海道そらマガジン
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