開始早々にチヌ37cmを捕獲
新波止に渡り、周りの様子をうかがうと、別の渡船店の先客が灯台周りでロッドを曲げていた。キャッチしたのは40cmオーバーの大サバ。その仲間も先にサワラをキャッチしていて、魚の活性はよさそうだ。私も準備が整い、6時前ごろから落とし込み釣りをスタート。
まずは岩ガニを横掛けにして、灯台から少し離れた所の壁面ぎりぎりに仕掛けを落とし込んでいく。すると二回目のトライで、2ヒロ弱のタナで明確な引き込みアタリをキャッチ。アワセが決まり、サオは大きく絞り込まれた。
強い引きを感じながらやりとりを続けると、海面にチヌの魚体が見えた。空気を吸わせて魚の勢いを止めてからタモ入れに成功。サイズは37cm。開始早々に獲物を手にして、気分上々の序盤戦となった。
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(画像=早々にゲットしたチヌ(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)、『TSURINEWS』より 引用)
アタリ多数も失敗続き
岩ガニを付けかえて釣りを続行すると、ほどなくして2回目のアタリ。聞き合わせにフッキングできたかと思いきや、痛恨のバラシ。近くの釣り人から「アタリ多いですね」と声をかけられたが、気恥ずかしい思いで歩みを北側に進める。
その後も何回かアタリがあったものの、岩ガニを噛み潰されたり、アワセを空振りしたりと、へっぽこ釣り師丸出しの失敗続きのあげくに、下げ潮が進んで時合いを逃してしまった。
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(画像=噛み潰された岩ガニ(提供:TSURINEWSライター伴野慶幸)、『TSURINEWS』より 引用)
岩ガニを使い切り、イ貝の繊維掛けにエサをかえたが、エサ取りが貝をつつく程度で、アタリは一段と遠のいていった。