当日の作戦
今回は遠投できる9.6ftのスピニングタックルでファーストブレイクを中心に攻める。遠投できれば、サオ抜けになっている場所を狙いやすくなり、人的プレッシャーが高い激戦区では有効。また、ロングロッドを使えば手前にあるシモリや障害物をかわしやすくなる。
朝イチに通称「鉄棒」へ、正午前の潮が引いたタイミングで本命ポイントの「三ツ石」先端付近へ移動する作戦。
三ツ石先端部は潮が満ちていると戻れなくなるので、タイドテーブルのチェックと、入釣・退釣時間を決めておくことが必須。
また、長時間移動するため、足元はスパイクブーツなど専用の装備で。
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遠投でサオ抜けコースを狙う(撮影:TSURINEWS編集部 大高)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
「鉄棒」のファーストブレイクでアカハタ
まずは事前に釣りドコで確認しておいた「鉄棒」からのブレイクラインを攻めるため、30gのフリーリグをセットした。ちなみに、狙ったブレイクラインは上空から撮影してもよく分からない。釣り座からはなおさらなのだが、釣りドコを使えばこの通り(下の写真参照)。
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航空写真で不明瞭なブレイクが明確に(提供:釣りドコ)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
釣りドコで確認したブレイクの際をなめるように操作していくと、間もなくサオ先がググっと引き込まれ、ヒット。小型だがアカハタを早々にキャッチすることに成功した。
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早々に本命をキャッチ(撮影:TSURINEWS編集部 大高)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
キャッチ後にリーダーを見ると、根擦れでラインがボロボロ……。すぐにリーダーを付け替え、次の魚とのやり取りに備えたい。
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ザラザラになったリーダー(撮影:TSURINEWS編集部 大高)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
その後は、手前に根があり狙いにくくなっているポイントを、37.5gのオモリに付けかえたリグを大遠投すると早速反応あり。20cmオーバーのアカハタをキャッチした。