関東屈指の好ポイントでもあり、激戦区でもある真鶴半島でアカハタに挑んだ。海岸線の地形はもちろん水深約20mまでの海底形状が立体的に分かる無料オンラインサービス『釣りドコ』が強力な味方となった。
真鶴半島アカハタゲーム
関東屈指のアカハタゲーム激戦区。釣り場の特徴としては、ファーストブレイクまで少し距離があるため、深場を狙うためには遠投が必要。そして、その深場を丁寧に探ると釣果に繋がることが多い。
また、激戦区ゆえ平日でも有力な場所にはアングラーが入っていてすでに叩かれていることが多い。そこで、これまでに釣果が出た場所以外にも事前に「釣りドコ」で根の状態をチェックして挑んだ。

真鶴半島の三ツ石周辺(提供:釣りドコ)(画像=『TSURINEWS』より 引用)
一般的な海底の把握方法
底を中心に狙うアカハタゲームでは、根の位置や形状、深さ、周囲の根との高低差などを把握しておくことが大事。通常であれば、これらを確認するために以下のようなことを行う。
イメージする
実際にキャストをし、底を取ってロッドを通じてそれをイメージする。分かるようになるまでは経験が必要。海中にごみが多かったり、潮が速いと難易度はさらに上がり、安定して高い精度でチェックするのは難しい。また、個人的な感覚に頼る部分が大きい。また、情報には個人差がある。
干潮時に目視する
潮が引いたタイミングで干上がった部分をチェックする。確認できる時間帯が限られ、頻繁に釣り場に通うことができたりする人でない限り、チェックするのは難しい。また、根が露出するような浅い部分までしか把握できず、遠投先を確認するのは難しい。
これらのように、「感覚」や「環境」に頼る部分が大きく、地元の常連や百戦錬磨のアングラー以上の釣果を出すのは困難なのも事実。