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失敗談を話す時のポイント
話せる失敗談がない場合は?

失敗談を話す時のポイント

面接官が失敗談を聞く理由とは?話す場合のNG例やポイントを紹介
(画像=『キャリアゲ』より引用)

面接で話すのにふさわしい失敗談が見つかったら、そこから自分を最大限アピールするためのポイントを押さえておきましょう。失敗談を話すときのポイントを四つ解説します。

失敗した内容は具体的に

まずはどんな失敗をしてしまったのかを知ってもらわないと、そこから先の話を理解してもらえません。失敗した内容は具体的に話しましょう。

自分は失敗と思っていても、他の人から見ると失敗には見えないこともあります。そのため、なぜそれが失敗といえるのかまで説明できると、より納得感が出るでしょう。

とはいえ、失敗の説明へ時間を使いすぎないように、注意が必要です。本題は失敗を乗り越えた話や何を学んだかといった話であるため、失敗の説明は事前に簡潔にまとめておくとよいでしょう。

失敗の原因と改善策を話す

失敗談の本題は、原因と対策をどのように考えたかの部分といっても過言ではありません。失敗談だけで終わらないよう、何を原因と考え、どのような対策を打ったのかは必ず話しましょう。

原因を話す際は、どれだけ深掘りをできているかが重要です。また、なぜそれが原因といえるのかを第三者が聞いても納得できるように話す必要があります。

対策を話すときに重要なことは、原因に対して的確なアプローチになっているかどうかです。原因の分析は的確なのに、対策が的外れになってしまっては、もったいないといえます。原因と対策はセットで納得のいくものになっているかを事前にチェックしましょう。

失敗から何を学んだかをアピールする

失敗から何を学んだかは、最も面接官が知りたいことの一つです。原因と対策を話したら、何を学んだかも忘れずに話しましょう。失敗から学ぶことができるとアピールすることで、入社後もレベルアップできる人物であると示すことができます。

失敗の内容とどのように対処をしたか、そこから何を学んだかまで話せると、面接官の知りたいことに答えたといえるでしょう。

今後の仕事にどう生かせるかを伝える

失敗談から学んだことを、今後の仕事にどう生かせるかまで答えられるとよいでしょう。仕事にどう生かせるかまで話すことで、企業に対する志望度や仕事への熱意をアピールできます。

例えば、人付き合いの失敗経験から、傾聴力の重要性を学んだとします。この傾聴力を営業の業務に生かして、顧客のニーズを的確に引き出すことに役立てると話せれば、入社後の姿を面接官に鮮明にイメージさせることができるでしょう。

また、リーダーシップの大切さを学んだならば、将来はチームをまとめる立ち位置につきたいとアピールすれば、意気込みを伝えることができます。

話せる失敗談がない場合は?

面接官が失敗談を聞く理由とは?話す場合のNG例やポイントを紹介
(画像=『キャリアゲ』より引用)

就活生の中には、面接で話せるような失敗談がないと思う人もいるかもしれません。話せる失敗談がないと思ったときに考えるべきことや、対処法を解説します。

失敗談がないと伝えるのはNG

失敗談が思いつかなかったからといって、正直に失敗談がないと伝えるのはNGです。就活生が失敗談はないと答えたとき、面接官は二つの可能性を考えます。

まずは、今まで挫折経験がなく順風満帆な人生を送ったのではないかということです。この場合、入社後に挫折を経験すると、すぐに心が折れてしまうのではないかと懸念を持たれてしまいます。

二つ目は、失敗を失敗と認識していない人物であるということです。良くいえば、ポジティブな思考の持ち主といえるかもしれません。

しかし、「自分の失敗を理解できていない」と考えることもでき、そのような人は失敗をしても学ぶことができないと思われてしまいます。

また、失敗談がないと答えることで、質問の意図を把握していないとみなされる可能性もあります。いずれにせよ、失敗談がないと答えても、あまりメリットはないでしょう。

大なり小なり、誰でも失敗はしているはずです。面接で話せる失敗談があるか、今一度思い返してみましょう。

困難を乗り越えたことについて話す

どうしても失敗談が思いつかない場合は、困難を乗り越えたエピソードや、目標に向かって努力をしたエピソードを話しましょう。

面接官が知りたがっていることは、あくまでも就活生が問題に直面したときにどのように対処をするか、何を学んだのかについてです。

それをアピールできるのであれば、必ずしも失敗談である必要はありません。困難を乗り越えたエピソードを話すときのポイントも、失敗談を話すときと同じです。困難の内容を具体的に話し、それをどのように乗り越えたのか、そこから何を学んだのかを話しましょう。

面接で話せるような失敗談がない場合は、目標に向かって努力した経験がないか、思い出してみることをおすすめします。

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