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失敗談から面接官にアピールできること
失敗談を話す場合のNG例
失敗談から面接官にアピールできること
失敗談を聞かれたとき、就活生側は何をアピールするべきなのでしょうか。失敗談を通して面接官にアピールできることを二つ解説するので、回答を用意するときの参考にしましょう。
切り替えの早さ
失敗談からは、何かに失敗しても、すぐに気持ちを切り替えて本来のパフォーマンスを取り戻せる切り替えの早さをアピールできます。失敗を反省することは大切ですが、いつまでも引きずっていてはパフォーマンスが落ちてしまいます。
そうすると、さらなる失敗を生む悪循環に陥ってしまうでしょう。失敗を反省したらすぐに切り替えて前に進むことができる人は、メンタルが強いともいえます。失敗をしてもくよくよせずに、前に進める姿勢をアピールしましょう。
ポジティブな姿勢
失敗談を話す際に、失敗を悪いことではなく、成長や学びのきっかけと捉える姿勢を見せれば、ポジティブさをアピールすることができます。
失敗をすると、ときには悲しい気持ちになったり、自尊心が傷ついたりすることもあるでしょう。しかし、そこで諦めずに立ち直る姿勢がある人を、企業は求めます。
特に新卒の場合、企業はポテンシャルを重視して採用します。そのため、何事にもチャレンジする精神や、何事からも学び取る態度をアピールすることが重要です。
失敗談を話す場合のNG例
失敗談を話すときは、エピソード選びも重要です。失敗談を話すときに避けるべき行動や、NGなエピソードの例を紹介します。
失敗した事実だけを話す
失敗した事実だけを話すことは、就活生がやりがちなミスの一つです。このミスの原因には、質問の意図がわかっていないことが考えられます。
面接官が知りたいことは、失敗そのものではなく、失敗から得たことや、問題に取り組む姿勢です。質問の意図を理解していないことは、印象を悪くする原因にもつながってしまうので注意が必要です。
やり直しのきかない失敗談
フォローが難しい、リカバリーが効かない失敗談は避けるべきです。例えば、誰かを深く傷つけてしまったり、大切なものを失くしたりしたような失敗談は、自分の信用を損ないかねない話題です。
たとえそのような失敗談があったとしても、面接の場では話さない方が得策といえます。失敗談を選ぶときは、学びにつながるものや、リカバリーが効くものを選びましょう。
低レベルなミスを犯した失敗談
深刻すぎる失敗談は面接の場では避けるべきですが、逆にレベルが低すぎる失敗談も印象を悪くしてしまいます。低レベルなミスには、遅刻や寝坊、お酒の席での粗相などが挙げられます。
低レベルなミスの失敗談を話すと、単に自分のだらしなさをあらわにする結果に終わってしまうでしょう。また、低レベルなミスからは学びも得られないので、面接官が求めている回答ともいえません。
同様に、ウケを狙った失敗談も質問の意図に反しているため、NGといえます。