7. 天文館とプラネタリウム

特徴的な丸い建造物の中にあるのが、プラネタリウムと天文館です。
7.1 世界最大級のプラネタリウム「Brother Earth」

<画像提供:名古屋市科学館>
名古屋市科学館で一番人気なのが、世界最大級のプラネタリウム「Brother Earth」です。ドーム内径が35メートルもあります。
2011年にオープンしたこのプラネタリウムは、限りなく本物の星空に近づけようという考えから、ここまでの広さになり、ギネス記録にも認定されています。

<画像提供:名古屋市科学館>
中央には、限りなく本物に近い星空を再現してくれる光学式プラネタリウム「ユニバーサリウムⅨ型プラネタリウム」と、過去や未来、宇宙旅行などコンピューターで再現した星空を投影するデジタル式プラネタリウム「スカイマックスDSⅡ」が設置され、それを取り囲むように座席が並んでいます。

<画像提供:名古屋市科学館>
投影時間は約50分間。座り心地の良いシートで見るプラネタリウムは、まるで本物の星空を見ているかのようなスケール感です。
当日の天気や天体の様子に合わせて、学芸員さんが毎日生で解説してくれるのも、このプラネタリウムの魅力です。
映像だけでなく、音響にもこだわっており、星空を見ながら流れる音楽や学芸員の声なども心地よく聞こえます。
時には足元から虫の音が聞こえ、自然の中で星空を見ているかのようです。
気になる投影内容ですが、幅広いテーマを月替わりで紹介する一般向けの一般投影、小さな子供連れの家族向けのファミリーアワー、18時30分から行う大人向けの夜間投影など、多彩なプログラムが用意されています。
七夕やお月見など、その時期にちなんだ話題を取り上げることもあるそうですよ。

<画像提供:名古屋市科学館>
投影スケジュールは投影される前の月の終わりに名古屋市科学館のホームページに公開されます。
平日の14時までは学習投影として学校団体向けの投影が行われることがあります。一般の方は観覧できないので、忘れずに事前確認をしましょう。
プラネタリウムを利用するには必ず観覧券が必要になります。午前中に、売り切れることもあるので、できるだけ早めに入館して観覧券を手に入れてください。
ホームページでは空席状況が公開されており、「名古屋市電子申請サービス」というページにて予約することもできます。
予約は、開催日の3週間前から1週間前の間に申請することができ、開催直前の金曜日に当選・落選のメールが届きます。
当選できる人数は各回10組までです。
7.2 「天文館5階 宇宙のすがた」で宇宙のスケールを知る

プラネタリウムを見終わったら、天文館5階へも足を運んでみましょう。

「宇宙のひろがり」コーナーでは、宇宙の成り立ちや大きさ、星や銀河の構造を、パネルや映像などで学ぶことができます。
古い書物やさまざまな形式・年代の望遠鏡から、人類がこれまで歩んできた天文学の歴史を紹介する「天文学のあゆみ」コーナーもあります。

また、「プラネタリウムの歴史」コーナーもあり、各年代ごとに作られたプラネタリウムの実機が展示されています。美しい星空を求める人々の思いや歴史を知ることができます。
8. 生命館

人体の不思議や生命についてなど、私たちの心や体、そして暮らしに迫る展示を行っています。
8.1 生命館2階 地球のすがた

生命館2階「地球のすがた」では、地球の歴史について学ぶことができます。
フロアの真ん中では、2007年に命名された恐竜「マプサウルス」の復元骨格がお出迎え。鋭い爪と歯を持つ肉食恐竜で、ティラノサウルスよりも少し面長です。

古代魚や三葉虫など、さまざまな化石が展示されています。このほかにも、日本最大の木曽ひのき、地球環境ゲームや地震実験装置など楽しい展示、催しがいっぱいです。
8.2 生命館3階 生活のわざ
生命館の3階は、私たちの暮らしと切り離せない衣食住の展示が並びます。

フロアの中央に建つのは、実物大の現代の家。ここで、家の役割や機能的な作りについて学びます。

一番奥にあるのが、気温40℃の「あついへや」と氷点下の「さむいへや」。乾燥地帯と極北地域の暮らしを疑似体験できます。

自転車をこいでエネルギーを作り、米を育てる体験もできます。エネルギーを少しでも増やそうとついつい力が入ってしまいました......。
8.3 生命館5階 生命のひみつ

生命館5階の「生命のひみつ」のコーナーでは、生命の一番最小単位となる細胞や、すべての生命活動において重要な役割を持つDNAについて学べます。

ゲーム感覚で生命について学べるパネル、本物の生きた植物や生物を展示する生きものギャラリー、DNAに関するクイズ、細胞や遺伝子の展示を通じて、人体や生命について考えるきっかけになります。また、バイオテクノロジーについても学ぶことができます。

「生命ラボ」では、毎日楽しい実験を開催(約20分間)。実験テーマは毎月変わります(取材時はミジンコの顕微鏡観察でした)。先着順なので、開始時間前に生命ラボに集まってください。