大ダイ60cm浮上

私もタイラバに付け替えると、着底後すぐにアタリが連発!マダイ釣りにはタイラバがいい日とタイジグにしかアタらない日、両方にガンガンアタってくる日があるので、2人以上いるときは、その日のパターンをいち早く見つけるために各自違うもので探りを入れると時合いを逃さない手になる。「お~、やっぱりタイラバ面白い」。

2人で何尾か釣り上げた後に、原さんから「底物のキジハタを釣ってみたい」と提案があったが、あまりにもマダイのアタリがあるので「もう少しタイラバやった方がいい」と伝える。

直後、私ではなく原さんのロッドが大きく絞り込まれる引きが!「ジッジッジィー!ジッジッジィーーーィィー!」「キジハタ行かなくて良かったですね(笑)」「はい! デカいです」「ゆっくりでいいですよ~、ドラグはそのまま~」。

タモを用意し、浮上したマダイはジャスト60cmの良型!2馬力船で魚群探知機なしの釣果では十分すぎるほど!

レンタルボートでルアー五目 タイラバ&SLJでマダイ好調【熊本・天草】
(画像=原さんが仕留めた大ダイ60cm(提供:週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行)、『TSURINEWS』より引用)

筆者に40cmのマダイ

今度は私にもきたがチャリコ(笑)。タイジグに戻し、ゆっくり引いてくると「追ってますよ~、食いますよ~……」「ジッジッジィー!」「乗った~!」。ジグの後ろにマダイの追う姿が想像できるぐらいの理想的な掛け方!

メバルロッドが面白いように曲がり、上がってきたのは40cmクラスのメスのマダイ!

その後も釣り続け、帰着時間ギリギリまで釣り、桟橋に戻り帰路に。

今回は朝から嫌な雰囲気が漂っていたが、終わってみれば2人でマダイ10尾以上と、なかなか面白い釣りができた。

2馬力船は免許いらずで遊べるので、ぜひ行かれてみては。イカ、マダイ、青物、キジハタ、ヒラメ、シーバスなど、いろいろな魚が対象魚となっている。

<週刊つりニュース西部版APC・日髙隆行/TSURINEWS編>

▼この釣り船について
釣りのみっちゃん
出船場所:天草市・大多尾漁港

この記事は『週刊つりニュース西部版』2021年7月23日号に掲載された記事を再編集したものになります。

提供元・TSURINEWS

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