目次
白湯の正しい作り方
白湯の効果的な飲み方

白湯の正しい作り方

白湯とは?正しい作り方・効果的な飲み方を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

ここで、白湯の正しい作り方についてご紹介します。基本的には「簡単な白湯の作り方」を参考に作れば問題ありませんが、本格的な白湯を楽しみたい方は「アーユルヴェーダ式」の作り方を参考にしてみてください。

本格的な白湯の作り方

白湯とは?正しい作り方・効果的な飲み方を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

インド発祥の伝統医学とも言われる「アーユルヴェーダ」では、白湯は最強の毒出しドリンクとされています。その理由として、風・火・水のエネルギーを持つものが私達の体を支配しているというアーユルヴェーダ理論に基づくと、白湯は3つの全ての要素をバランス良く含む飲み物であるためです。

そこで、この3つを感じることができる本格的な白湯の作り方をご紹介するので、時間のある時はぜひこの方法で試してみてください。

  1. 水をやかんに注ぐ
    水は、ミネラルウォーターでも水道水でも、ウォーターサーバーから注いでも自由です。どのような水でも白湯の効果に変わりはないので、味なども含めて好みのものを選びましょう。
  2. フタをせずに換気扇を回しておく
    ここで「風」のエネルギーを送り込むために、フタはせず換気扇を回しながら、風をより多く取り入れられる状態を作ります。
  3. ガスコンロの火を付けて沸騰させる
    「火」のエネルギーを送り込むためには、できるだけIHでなくガスコンロの火でお湯を沸かすようにしましょう。沸騰したら10~15分、そのままの状態をキープします。
  4. 火を消して飲みやすい温度まで冷ます
    10~15分経過したところで火を消して、50度前後になるまで冷まします。一口飲んだ時に熱いと感じた場合は白湯ではないので、しっかりと冷ますことが重要です。
  5. 飲まない分は保温ポットに入れる
    余ってしまった分は、再度沸騰させるとエネルギーが変わってしまうので、保温ポットに入れておきます。ない場合は、また飲む時に作り直しましょう。

簡単な白湯の作り方

白湯とは?正しい作り方・効果的な飲み方を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

習慣づけるためには、簡単に短時間で飲める方法を選ぶ方も多いでしょう。その場合は、やかんで水を沸かすほかに、電気ケトルを使用する、電子レンジで水を温める、ウォーターサーバーのお湯機能を活用するなどの方法で、簡単に白湯を飲むことができます。

白湯の効果的な飲み方

白湯とは?正しい作り方・効果的な飲み方を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

続いて、白湯がもたらす効果を感じるための正しい飲み方について詳しく解説します。適正温度や飲むタイミング、継続期間などに注意することで効果を感じやすくなるので、参考にしてみてください。

飲み方①適正温度

白湯とは?正しい作り方・効果的な飲み方を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

白湯の適正温度は40~70度と幅広いのですが、基本的には50度前後が最も飲みやすい温度だと言われています。そもそも白湯とは常温の水よりは温かいけれど、熱いと感じることもないお湯なので、飲む人によって適温も少しずつ変わってくるでしょう。自分が飲みやすいと思う温度まで冷まして飲んでみてください。

飲み方②飲む量

白湯とは?正しい作り方・効果的な飲み方を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まず、平均的な体型の人が1日に必要とする水分量は、1500~2000mlとされています。1日の中では、白湯以外にお茶や清涼飲料水、コーヒーなどを飲む方も多いので、白湯を飲む量の目安は600~800mlが望ましいでしょう。

しかし、一度にこの量を全て飲み干すのではなく、1日数回に分けて飲んでください。例えば、コップ1杯(150~200ml)の白湯を3~5回に分けて飲むなど、自分で一度に飲む量と回数を決めて習慣づけてみます。

飲み方③飲むタイミング

白湯とは?正しい作り方・効果的な飲み方を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

白湯を飲むタイミングとして推奨されるのが、起床後すぐ、食事中、就寝前の3回です。朝起きてすぐの体は水分不足で胃も空っぽの状態なので、急な刺激を与えない白湯は適切で、胃腸の動きも活発化されてお通じも促されます。

食事中は、内臓が温められることで食事から吸収する栄養分の効果を高めてくれる効果が期待できます。就寝前に関しては、体を温めてリラックスさせるため眠りにつきやすくなりますが、就寝中にトイレに行きたくなってしまうと睡眠の質が落ちるので、量は少なめが良いでしょう。

この3回以外にも、長時間の保温が可能なタンブラーや水筒などに白湯を入れて持ち歩けば、外出中も飲むことができるので、おすすめです。

飲み方④継続期間

白湯とは?正しい作り方・効果的な飲み方を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

白湯は味がなく飲みにくいと感じる方も多く、続かない場合も多いのですが、最低でも1週間は継続することが重要です。特に、白湯がまずいと感じる方は、毒素が溜まっていることが原因という可能性も考えられており、デトックスされると甘く感じてくると言われています。

また、健康面でも美容の面でも1日白湯を飲んだからと言ってすぐに変化を感じられるわけではありません。白湯が体の中を循環して、徐々に健康的な体質へと変化していくため、体の変化を少しでも感じることができるようになるまで続けてみてください。