目次
OMOに対応する2つのメリット
 ・LTV(Life Time Value)の向上
 ・体験価値の向上
まとめ

OMOに対応する2つのメリット

最後に、OMO(Online Merges with Offline)に対応する2つのメリットを解説します。

・ LTV(Life Time Value)の向上
・ 体験価値の向上

それぞれ順番に見ていきましょう。

LTV(Life Time Value)の向上

LTV(Life Time Value)とは、生涯顧客価値のことで、1人の顧客が生涯に渡ってもたらす利益や売上を指します。様々な販売チャネルで消費者の満足度を高めることができれば、自社サービスや商品のファンになってもらえる可能性が高まります。その結果、LTVも向上していきます。

また、LTVが向上することで、新規顧客の獲得に大きなリソースを注がなくても良い状態を作れます。LTVが向上するということは消費者がリピーター化している状態なので、新規顧客の獲得に大きなリソースや力を注がなくて良いのです。その結果、広告費を投じる必要もないので、利益率も高まっていくでしょう。

体験価値の向上

現代は無数の商品やサービスが存在しており、商品自体で差別化を図ることが難しくなっています。そこで差別化を図る際に必要なのが、消費者にどのような体験価値を与えられるのかという点です。

先述したアパレルショップの例のように、OMOを活用することで、パーソナライズされた体験を提供できるようになります。その結果、体験価値が向上し、上述したLTVが向上することにもつながります。

まとめ

本記事では、OMO(Online Merges with Offline)について解説をしてきました。OMOは、オンラインとオフラインを掛け合わせることであり、主に小売業界で注目されています。オンラインとオフラインの垣根をなくした販売施策を実行することにより、早期に売上が伸びる可能性が高まります。また、体験価値も向上するため、LTVも伸びる可能性が高まるでしょう。

まずは、自社に最適なOMO施策を検討することから始めてみてはいかがでしょうか。

提供元・MarkeTRUNK

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