当日の釣果
当日の釣果はキス20.5cmまでを21匹、昼間の釣りではピンギスから小型の多い釣り場であるが、今回は15~18cmの中型クラス主体だった。
前日までの天候をにらみ、どこで投げるか色々考えていたが、大河川の河口を狙ったのは正解だった。キスの活性も上がり、これから数も型も1年で最も期待できる時期である。

(画像=当日の釣果(提供:TSURINEWSライター牧野博)、『TSURINEWS』より 引用)
キスと雨
昔からよく言われているが、キスは水潮を嫌う。その反面、汽水域のエサの多い海域を非常に好む魚である。秋が深まってから紀ノ川の河口から3~5kmも上った北島橋やせせらぎ公園の護岸でハゼに混じって釣れるのがその証拠だと思う。一つの目安としては、照り込んだ後は、河口部やその近く浜などを狙う。まとまった雨の後などは、できるだけ河口部から離れたポイントを釣るようにすると、フグを避けながらキスとの遭遇チャンスが広がると思う。
夏にかけてキスの数はさらにアップするが、型はやや小ぶりになる。また、エサ取りのミニチャリコが出てくるので、昼間ののんびり釣行やチョイ投げでお刺身サイズを狙うのは、これから梅雨時期にかけてが最適といえるかもしれない。