目次
夫に専業主夫になってもらうメリット
夫に専業主夫になってもらうデメリット

夫に専業主夫になってもらうメリット

夫に専業主夫になってもらうには?メリット・デメリットを詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

ここからは夫に専業主婦になってもらうメリットをご紹介していきます。フルタイムで共働きの妻が、仕事も家も手が回っていないと感じたり疲れたと感じた時に、「自分が仕事を辞めて専業主婦になりたい」と思うか「夫が仕事を辞めて専業主夫になって欲しい」と思うかは人それぞれです。

専業主夫になって欲しいという方は、家事や育児が得意ではなかったり、仕事が好きな方や仕事を辞めたくない方も多いので、メリットを存分に体感できるでしょう。専業主夫家庭のメリットを確認してみてください。

メリット①妻が存分に働ける

夫に専業主夫になってもらうには?メリット・デメリットを詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

メリット1つ目は、妻が存分に働ける点です。共働きでも、家事や育児の負担が妻に偏っているご家庭も多く、子供の急なお迎えの要請などにも妻の方に先に連絡が来て対応することも少なくありません。子供が小さいうちは残業や出張なども断っていたり、キャリアアップの打診を断っている方もおられます。

しかし夫が専業主夫になって家のことや子供のことを主に行ってくれるとなれば、子供のお迎えの時間を心配したり、子供の体調不良で急に休まなければならないという心配もしなくて済み、仕事にしっかり向き合うことができます。

責任のある仕事やキャリアアップもしやすくなり、仕事が好きな方や仕事を続けたい方には大きなメリットとなるでしょう。

メリット②お互いに感謝の気持ちを持つことができる

夫に専業主夫になってもらうには?メリット・デメリットを詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

続いては、お互いに感謝の気持ちを持つことができる点です。仕事が好きで続けたいという方でも、夫が専業主婦になったことで自分が大黒柱となり、収入を得て家族を支えていかなければならないというプレッシャーや責任感を感じることもあるでしょう。

専業主夫になった方で、これまで家事や育児を妻に任せきりだったという方は特に、毎日食事の支度や子供の世話に追われ、家事や子育ての大変さを身にしみて感じる方も多いはずです。立場が変わったことで、相手のそれまでの大変さを実感するため、その分お互いに感謝の気持ちが自然と出てくるのです。

遅くまで仕事をして帰ってきた妻に「お疲れ様」、帰ったらすぐに温かい食事を出してくれる夫に「ありがとう」と、感謝できるでしょう。

メリット③心に余裕ができる

夫に専業主夫になってもらうには?メリット・デメリットを詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

最後は心に余裕ができる点です。共働き世帯では家事の分担はされていることも多いでしょうが、妻の方が負担が大きかったり、子供関係は妻に偏っていたりすると、余裕がない方もおられます。自分の時間もなく、子供関係はイレギュラーなことがしょっちゅう起きるので、余裕のなさからイライラしたり夫と喧嘩してしまうこともあるでしょう。

夫が専業主夫になることで、子供のイレギュラーな事態は対応してもらえたり家事をお願いできたりすることで、時間の余裕ができて心にも余裕が出やすくなります。余裕ができると子供や夫にも優しく接することもできるので、妻の精神衛生上からも専業主夫になることはプラスになるでしょう。

夫に専業主夫になってもらうデメリット

夫に専業主夫になってもらうには?メリット・デメリットを詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

夫に専業主夫になってもらうことにはデメリットも存在します。もちろん、夫婦で納得して決めたことであっても、周りの反応や実際に専業主夫世帯になってからの実感は、思っていたものと違うことが多いようです。デメリットも確認した上で、専業主夫世帯になるかどうかを話し合ってみてください。

デメリット①世間から理解を得られない場合が多い

夫に専業主夫になってもらうには?メリット・デメリットを詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

デメリット1つ目は、世間から理解を得られない場合が多い点です。若い世代は夫が主夫と言う家庭があっても、そういう選択肢もあると肯定的な意見を持つ方も増えていますが、年齢が高くなるにつれてやはり夫は外で働くものと言う固定観念を持つ方が多く、理解が得られないことが多いでしょう。

他にも地方などは狭いコミュニティのため、夫が働いていないことに否定的だったり、噂をされたりすることもあるようで、理解が得られず人の目が気になってしまう方もおられます。

また専業主夫という家族の形態を勘違いし、夫がニートやヒモ、穀潰しだと捉えている方も少なくありません。そう言った方からの視線や言動で傷つく可能性もあります。

デメリット②共働きだった場合収入が減る

夫に専業主夫になってもらうには?メリット・デメリットを詳しく解説!
(画像=『工具男子』より引用)

続いては、共働きだった場合は収入が減る点です。当然と言えば当然ですが、これまで2人の収入で生活していたのが妻の収入のみになるので、減ってしまいます。もちろん、夫が専業主夫になるタイミングでキャリアアップしたり、転職等で減った分をカバーできることもあるかもしれませんが、多くの方は世帯の収入が減るでしょう。

デメリット③夫が仕事をしないことに対する負い目を感じる

最後は夫が仕事をしないことに対する負い目を感じることです。専業主婦の方も感じる方が多いようですが、仕事をしていないことに罪悪感を感じたり、肩身が狭い気持ちになるなど負い目を感じてしまう方もおられます。

根本にあるのは人(妻)が稼いだお金で生活している、経済的に甘えた生活で楽をしているなどと考えていたり、人から言われてしまい自分を責めてしまっているためです。男性は外で働くという固定観念がまだまだありますが、お金を稼ぐのが全てではなく、家事や育児も家族の中でも社会の中でも大切な役割と自信を持つべきでしょう。