安いタックルはいくら?

タックルを揃える際に気になるのが予算面。オフショアジギングでは、ロッド、リール、ライン、ジグが最低限必要になります。トラブルが起こりにくいことを前提に揃えると、合わせて35,000円から40,000円程度。

ここでは、できるだけ安く始められるために、コスパが良く大型の青物を相手にしても耐えられるタックルを紹介します。

オススメのロッド

安いロッドで最初に挙がるのは、コストパフォーマンスの高さで人気のメジャークラフト・ソルパラジギングMH。1万円を切る価格帯ながら、大型青物にも負けないロッドパワーを誇ります。さらに、ジグの操作性も高いため、初心者の方でも安心して使えるのが魅力です。もう少し予算を抑えたいなら、プロマリンのクロノスター602Hもおすすめです。適合ルアーウェイトが300gまで対応で、幅広いターゲットに対応。PEラインも4号まで巻けるので、オフショアジギングに最適です。

オススメのリール

リールは負荷がかかりやすいため、剛性やドラグ性能の高いモデルがおすすめ。

スピニングリールならダイワBG4500が、値段も安く高い剛性を有しています。ドラグの放出を滑らかにするATD機能も付いており、コストパフォーマンスの高い1台です。ベイトリールでは、1万円台で購入でき性能も申し分ない、シマノ・グラップラーBBが入門機として適しています。軽量で高い耐久力を持ち、巻き上げの力も強く中型の青物までならファイトが楽しめます。

オススメのライン

ラインは魚を釣る時の生命線になるため、余裕があるならVARIVAS マックスパワーPE X8がおすすめ。強度と耐久性の高さがあり、長期間安定した性能を発揮してくれます。

コストパフォーマンスの高さなら、クレハ シーガーPE X8がおすすめです。青物相手でも対応できる強度だけでなく、色でどれだけラインを放出したかわかるピッチマーキングを採用。初心者でも水深が把握しやすくなっています。

ハイエンドモデルとの違い

ハイエンドモデルは、安いモデルのタックルと違い軽くできており、長時間釣りをしても疲れにくいのが特徴です。また、ロッドでは感度の高さ、リールでは耐久性やドラグの性能といった部分で差が出ます。

レンタルがある船宿も

船宿によっては、タックルを有料でレンタルしているところもあります。値段も手頃でメンテナンスもしてくれているので、最初はレンタルをして感じをつかむのもおすすめです。

基本の釣り方

オフショアジギングの基本は、バーチカルジギングと呼ばれる縦方向の釣りです。まず、船下にメタルジグを投入してボトムまで落とし込みます。着底後、ロッドを上にあげながらリールのハンドルを半回転。次にロッドを下げながらハンドルを半回転させます。

オフショアジギング入門にかかるお金は? 高コスパのタックルも紹介
(画像=青物とのやり取りは格別(撮影:TSURINEWS関西編集部 中西)、『TSURINEWS』より引用)

この動作を1セットとして、船長の指示したタナ(水深)まで繰り返すのが基本となる釣り方です。