2日目

2日目は学科講義からスタートです。

学科講義

8時30分から学科講義開始。海上で起きうるトラブルの例や対処法、免許取得後の手続きについてなど、おもに船長としての心得について学びました。

その後は船体の各名称や仕組み、操縦の手順、備品についてなどの実技の応用のような内容や、航路標識(灯質の種類や浮標式)、海図の記号や天気図、潮汐・潮流などの基礎知識など、運航について学びました。

覚えることが多かったのですが、インストラクターの関さんが体験談なども交えて講義をしてくださり、要点をつかみやすかったです。

釣り好き会社員が【1級船舶免許】取得に挑戦 土日だけで一発合格
(画像=釣り好き会社員が【1級船舶免許】取得に挑戦 土日だけで一発合格学科の教科書(提供:TSURINEWSライター白井亜実)、『TSURINEWS』より 引用)

学科審査

17時40分に学科審査。ここまで学んできた学科内容(一般科目)の試験です。船舶免許2級の人は、この試験で修了。問題はマークシート形式で50問。内容に合わせて過去問題を解きながら講義を進めてくださったので、余裕を持って解くことができました。

3日目

1週間後。ここから、船舶1級(上級運航Ⅰ)を学んでいきます。

まずは安全に航海を行うため、潮汐表などの情報収集をしっかり行い、安全性と経済性を考慮してコースラインの選定を行い、実際に海図で定規やコンパスを使って航海計画を立てる方法を学んでいきます。

航海計画は学科審査にも出題される内容。出題されるのは3問ですが、1問解くのに時間を要し、ひとつひとつの過程を手順の間違いなくクリアしなければ答えが導き出せないため、集中力が必要となります。でも、問題を解き終えたときの達成感は大きく、海図にコンパスや定規を当ててラインを引いていく過程は、「まるで海賊気分?」を味わえて楽しかったです♪

釣り好き会社員が【1級船舶免許】取得に挑戦 土日だけで一発合格
(画像=釣り好き会社員が【1級船舶免許】取得に挑戦 土日だけで一発合格海図で計画を立てる(提供:TSURINEWSライター白井亜実)、『TSURINEWS』より 引用)

そのほか、気象や潮流についても学びました。季節による気圧配置や雲の種類や特性など、今後の釣りの計画にも役立てられそうです。より広い海域を操船する上で必要な知識をしっかり学び、この日も覚えるべき大切な情報が多い一日となりました。