釣り好き会社員が船舶免許取得に挑戦。「マリンライセンスロイヤル東京」の土日コースで免許を取得したので、その模様をリポートします。
1級船舶免許に挑戦
昨年末、東京湾東神奈川のDマリーナさんのフィッシングチャーター船でビッグベイトシーバスゲームを満喫。その際、船舶免許の取得方法を聞き、いつか取得したかった1級船舶免許にチャレンジしてみることに。
マリンライセンスロイヤル
免許は4日間で取得予定。申し込みは電話またはネットからも行え、申し込みの時点で日程が確定しているので、予定も立てやすかったです。私は会社員で休日は土日なので、土日コースで申し込みをしました♪
お世話になるのは勝どきマリーナのマリンライセンスロイヤル東京。
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1日目
7時開講。まずは4時間の実技からスタート。動きやすい服装に着がえながら心の準備。実技講習は少人数制で行っていただき、1対1でしっかり指導していただくことができました。
実技演習
まずは発航前の点検。船体・エンジン・スイッチ類などの不調はないか安全確認を行い、装備品の不足がないかのチェックを行います。
その後、ロープワークや解らん、係留を学びます。とくに慣れないロープワークを教えていただいた際は、インストラクターの清野さんが手順をゆっくり説明。そして覚えやすいコツなども交えながら、何度も練習させていただきました。最後にひと通り流れをテスト形式で確認したところで、小休憩を挟み操船の実技講習へと移ります。
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マリーナを出た途端、目の前に大海原。レインボーブリッジを横目に、講習のことを忘れて東京湾クルーズを楽しんでしまいました。
前半は目標地点に向けて直進、変針する練習。風や潮の流れにより、思う方向に向かうことはむずかしいということがわかりました。
操船するうえでいちばん大切なのは、とにもかくにも安全確認。前進、後進、速度を上げる際、減速する際、変針する際など……走行中はもちろん、ひとつひとつの動作の際には360度すべての安全確認を怠らないことが大切です。
その後は避難操船や連続蛇行、人命救助、最後に、着岸と離岸の練習。私はこれがいちばんむずかしいと感じました。時間が許す限り何度もチャレンジさせていただき、いよいよ最終テストの実技審査です。
実技審査
審査内容は、今まで学んだ内容を、ひと通り行うものでした。講義中に少し不安が残ったのが、人命救助と着岸。いずれも、慌ててハンドルを切りすぎたのが反省点でした。「落ち着いてやれば大丈夫!」という清野さんの言葉を思い出し、いずれもなんとかクリア。25分ほどの審査を経て、実技講習は終了。
学科講義
13時20分、学科講義開始。一般海域や港内、河川での交通ルールを学びました。海の上では、道路や信号はありません。そのかわり、海上での衝突を防ぐ海上衝突予防法から船の灯火や形象物、警笛(音響)など、海上特有の危険回避方法を知っておく必要があります。また、船の状況や特定の海域により、優先される法律も異なることがわかりました。
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