情報交換しながらヒット拾う

タナ37mで集中して攻めると2匹目がヒット。35cmの脂の乗っておいしそうなイサキを取り込む。左隣の人がタナを聞いてきたので教えてあげた。イサキ釣りは、隣同士でヒットダナを確認し合って釣果を伸ばすのがカギとなる。乗合船は初対面の人が隣同士になることがほとんどなので、私は情報交換しながら一日楽しく釣るように心がけている。

しばらくすると左隣、右隣の順にイサキがヒット。私にもすぐにくると思ったが反応がない。何が違うのか観察すると、コマセを詰めた後にオキアミをサビキバリに刺していた。前回は刺さなくても釣れたので刺していなかったが、今日は刺した方がいいようだ。オキアミ効果か、私にもヒットしてきた。

船中誰もヒットしなくなったので少し移動する。今度も38~35mで釣るようにアナウンスがあった。37mでアタリを待つが無反応。さらに1m下げるとヒットしたが、上げる途中でバレた。

ジャンボウマヅラハギ登場

タナは38mと分かったので気を取り直して待つとヒット。しかし今度も巻き上げ途中でバラシだ。バラシ癖が出てしまったのか?電動だと常に同じスピードで巻き上げてしまうため、今度は手巻きでトライ。電動巻きよりスリルがあって楽しい。イサキとの駆け引きを楽しんで良型を取り込んだ。これでバラシはなくなるはずだ。

船イサキ釣りで35cm頭に良型中心6匹 ウネリによる連続バラシに苦戦
(画像=苦戦したがウマヅラ交じりで6匹キャッチ(提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)、『TSURINEWS』より引用)

気を良くして投入すると、当日一番強い引きだ。隣の人にタモの準備をお願いしながらリールを巻く。タモに入ったのはジャンボウマヅラ。腹がパンパンで大きな肝が入っていそうなので、すぐに血抜きをして肝に血が回らないようにした。