周辺一帯は、みんな困惑しています
こんな人たちに安易にNPOの認可を出して里山整備地域復活事業をさせると、こういう残念なことになる。
里山整備地域復活事業は、行政や地域住民も一体になって、その都度、コンセンサスを得てから進めないと、こういった迷惑な炭焼小屋のような、白い目で見られるような事態になる。
周辺一帯は、みんな困惑しています。行政担当者様。
「里山整備≠炭焼き」ということです。
「住宅地近傍で炭焼き=煤煙臭気で住環境悪化」ということです。
きちんと認識して対策対応指導をして下さい。
苦情が出たら行政の指導でやめさせるか、移転、排気浄化装置の付加を指示してほしい。議員も、自治体職員も、きちんと現状を視察して誠心誠意、対策を考えてほしい。
長年にわたり、住民たちは苦情も言えずに困っています。何度も同じことを言わせないで欲しい。
そもそも、苦情が出ることが容易に予想できるような場所で、煤煙を出す焼却行為をしないでほしい。
炭焼きをしている、或いはこれからしようとする人たちへ
炭焼きに関するサイトをいくつも見ているが、「環境保護」「エコ」「自然をまもる」「森林資源の有効利用」などという定型句でメリットだけを並べている。
それは確かに宜しいことだとは思うので否定はしない。
しかし、その炭焼きという行為のデメリットでもある、炭焼釜から発生する大量で長時間にわたる煤煙と臭気についての迷惑、周囲への配慮についてきちんと語られているものは残念ながら皆無だった。意識が高そうに見えて実は低いのだろうかと疑わざるを得ない。
炭焼きをしている、或いはこれからしようとする人たちへ。
「これくらいならいいだろう」はいけません。
近隣住民のことを考え、その場所の気候条件を観察し、住宅地にまともに煙が向かうような場所での炭焼きは、しないでほしい。やるなら、山奥で。周辺に人家の無い場所で焼いてほしい。
炭焼釜も、連続定常的に大気汚染をする、煤煙臭気を発生させる事業所と同じです。本来なら規制すべきものであることを、お役所も考えてほしい。
以上を踏まえて炭焼き、里山活動をして頂きたいものです。
誰かを苦しめながら、その活動を心から本当に楽しめるのか、その点も考えて頂きたい。
あなたがたの活動が、もしも誰かを人知れず苦しめているとしたら、それはお互いの大きな不幸です。
編集部より:この記事は青山翠氏のブログ「湘南に、きれいな青空を返して!」2022年6月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「湘南に、きれいな青空を返して!」をご覧ください。
文・青山 翠/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム
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