知的な人は人を批判する時に相手の成長を促す

知的な人は、「相手の持っている知恵を高めるための批判」をする。そうでない人は、「相手の持っている知恵を貶めるための批判」をする

人間関係とはすなわち、相互扶助関係です。これに例外はないと私は強く信じています。ビジネスにおける経営者と従業員の関係とは、対等なビジネスパートナーであり、お互いに支え合うWin-Winの関係です。また、恋人もお互いに相手を愛する気持ちを交換し合う、やはり相互扶助関係が構築されていると思うわけです。

「自分の持っている能力や知性を社会に役立てたい」と考えている態度も何より知的さの現れであり、人を批判する時にも「こうしたらもっと良くなるよ」という相手の知恵の発展に繋がるために、自分が持っている能力や知識の提供を行います。その積み重ねが社会貢献であり、自分自身を活用して社会を良くする活動の一環と思うわけです。

他方で相手の持っている知恵をバカにして批判するのは、建設的な意見を出せない知性の欠如の現れだと思います。また、社会の発展より自分自身の地位や、立場の確保を第一義的にしか考えられない余裕の無さからくる未熟さと考えます。

以上、ズラッと列挙してみましたが同氏の展開は極めて本質であり、強く共感できるものと思えました。周囲で成功しているビジネスマンや、社会的に高いステージにいる人達はみな驚くほど5つの態度で物事に臨んでいるように感じます。

黒坂 岳央
フルーツギフトショップ「水菓子 肥後庵」 代表

参加費無料!講演のお知らせ
公益社団法人日本印刷技術協会(JAGAT)が主催する、「JAGAT Summer Fes2018」にてネットマーケティングとブランディングをテーマに講演させて頂きます。

文・黒坂 岳央/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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