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水洗いできないカーペットの掃除方法
コインランドリーを利用したカーペットの洗い方
水洗いできないカーペットの掃除方法

カーペットの中には「洗えない」ものがあります。しかし、どうしても汚れが気になる場合は、次の2つの方法を試してみてください。
シミ汚れは中性洗剤で部分洗い
まずは、部分的な汚れの落とし方をご紹介します。カーペットのシミを布などでポンポンと軽く叩き、布にシミを吸わせます。汚れが固まっている場合は、拭き取るようにしましょう。
次に、ご家庭にある台所用洗剤を水で薄めます。水で薄めた台所用洗剤にきれいな布を浸し、シミの部分をもう一度叩いてシミを落とします。
このとき、あまり大きく叩かず、部分的な汚れの中心を集中的に、軽く叩いて汚れを落とすようにしましょう。
臭いは重曹をふりかけて吸い取る

臭い消しには、重曹を使った掃除方法がおすすめです。重曹と掃除機、雑巾を用意したら、手順はいたってシンプルです。まず、重曹をカーペットにまんべんなく振りかけ、しばらく放置します。
あとは数時間後、掃除機で重曹を吸い取るだけです。重曹は空気に触れることで臭いを吸着すると言われています。そのため、特に汗の臭いが気になる場合は、一か所だけよりも全体に重曹を振りかけると効果的です。
また、重曹は長く置いておくほど、消臭効果が高まります。お掃除用の重曹で十分ですので、食用の重曹を使用する必要はないでしょう。
コインランドリーを利用したカーペットの洗い方

最近のコインランドリーは大型の洗濯機を備えているところが多く、カーペットや毛布の洗濯ができるところも増えています。2~3畳程度のカーペットの場合、洗濯から乾燥まで約60分、時間と料金の目安は1,000円程度です。
絨毯をクリーニングに出すよりも短時間で安く仕上がるため、価格を優先するのであれば積極的にコインランドリーを利用するとよいでしょう。
コインランドリーを利用する前に、まずはカーペットに付いている洗濯表示タグを確認しましょう。「ドライクリーニング、水洗い不可」「洗濯機可」「乾燥機可」「色落ち防止」などの表示があるかどうかを確認します。

洗濯表示タグがない場合は、素材から判断するようにしましょう。シルクやウールなどの高級カーペットは、水洗いしないほうが無難です。
また、裏面に滑り止めのついたゴム製のカーペットなどは、熱に弱いので乾燥機での乾燥は避けた方がよいでしょう。