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負のオーラを纏う人の特徴【内面】
負のオーラを纏う人のデメリット
負のオーラを纏う人の特徴【内面】

外見的な特徴をご紹介しましたので、何となく負のオーラを持っている人はどんな人なのかがイメージできるようになったかもしれません。そして外見があるのならば、内面にも特徴があるのです。
常に否定的に物事を考える

まず、否定的なものの考え方ばかりをしている、所謂ネガティブ思考である事が挙げられます。基本的に自分に対して自信を持っていないので、ありもしない被害妄想に近いマイナスな考えばかりが頭の中をめぐっている事も多く、自分から意見を言ったり、行動する事もほぼありません。
自分の意見を主張することそのものに対して恐怖を覚えたり、自分にはその資格がない、と思い込むようなケースもあります。そういった人の場合、周囲とのコミュニケーションすら難しく、そんな対応ばかりされていては関わりたくもなくなるでしょう。
愚痴を言うだけで行動しない

続いて、愚痴を言ってばかりで行動をしないという特徴もあります。現状の自分自身に満足できる、すなわち自分を受け入れる事が出来ている人というのは、その分幸福感にも包まれており、プラスなオーラを感じさせます。
対して、現状に対しての不満があったりするのにもかかわらず、それを愚痴にするばかりで改善するための行動を一向にしないような人は、やはりというべきか負のオーラを持っています。
思い通りに行かない事が生じると、人はそれを外的要因によるものと考えがちです。起きる事は自分の思考が投影されたもの、というスピリチュアル的な考え方がありますが、それに沿って考えるならば、現状は自分が引き起こしたものであると言えます。
他人を妬む気持ちが強い

負のオーラを持っている人の中には、全員絶対という訳ではないものの、強くコンプレックスを有している事があり、他人に対しての羨ましさから妬み、嫉妬心を大きく持ち続けるという場合があるのです。
人間なのですから、何かしらのコンプレックスを持っていても何らおかしくはない時代ではあります。自分が生まれた環境、人間関係、容姿など、何かコンプレックスがあると「どうして自分がこんな思いをしなければならないのか」という気持ちになります。
そして、そんなコンプレックスを微塵も持っていない、言い換えれば渇望しているものを持っている人に対して、妬ましい気持ちを覚えます。これは、近しい誰かに対しても発揮されます。
人の悪口・陰口ばかり言う

続いては、他人の悪口や陰口ばかりを言う事です。先に述べた通り、負のオーラがある人は周りに対しての嫉妬をしやすいです。妬ましいという気持ちがあるために、勝手に自分で持ち上げている相手を、どうにか引きずりおろしたいという心理が働きます。
こういった人は、自分自身の悪いところも自覚していて、そちらに意識が向きやすい分、他人に対しても粗探しをして悪口を言ってしまうのです。
勿論、悪口や陰口ばかり言っている人が、人から良い印象を持ってもらえる事などまずありません。それどころか、当人が居ないところで陰口ばかり言っていれば、信頼を大きく失う事にしかつながりません。
落ち込みやすい

負のオーラを纏っている人の性格として、生来落ち込みやすいというものが挙げられます。誰でも落ち込む事自体はありますが、面倒なのは一度落ち込み始めるとそれが長時間続いて、立ち直るのに時間がかかる、もしくは立ち直ることそのものが出来なくなる事です。
しかも、落ち込んでいる理由が人生が大きく傾いてしまうような出来事があったわけではなく、誰にでもあるような些細な事というのが厄介です。小さい事で毎度落ち込まれていては、周りも心配させたり困ってしまいます。
しかも、落ち込んでいるのを隠そうともせず、周りにアピールするかのような態度を取るのが面倒な所です。そうなれば周りも気を遣わないわけにはいきませんので、更に関わりたくなくなるでしょう。
負のオーラを纏う人のデメリット

おそらく、負のオーラを纏っている人が好き、という人はまずいないでしょうし、居たとしても極少数派でしょう。それほど負のオーラを纏っている人は人から煙たがられ、多くのデメリットを背負うことになります。
周囲の人が離れていく

まず、周りの人がどんどん離れていきます。考えてみれば当然のことですが、重い雰囲気やマイナスのオーラを持っているような人と一緒に居たい、と考える酔狂な人は、酔狂と表したほどに居ないのです。
それは、負のオーラを持っている人の近くに居ると、自分までマイナスな気持ちに引っ張られていってしまうからです。一緒に居るなら楽しくなれる人などのプラスな雰囲気を作れる人が良いですから、人が離れていくのも当然の話です。
人がどんどん離れていけば、いざ自分が本当に困ったという状況になった時にも、誰も手を差し伸べてくれる事はありません。自分の雰囲気などのせいで孤立してしまうのは、自業自得ではありますが悲しい話です。
負のオーラを持つ同士が集まる

続いて、負のオーラを持つ者同士が寄り集まるというデメリットです。類は友を呼ぶという有名なことわざがありますが、負のオーラを持っている人同士にも同じことが言えます。
人間ですから、やはり自分と似通った雰囲気を持っている人に対しては親近感を覚えますし、普通の他人と比べても近寄りやすく感じます。その為、プラスの雰囲気を持っている人にはポジティブな人が、マイナスな雰囲気を持っている人にはネガティブな人が集まります。
人が集まれば解決する事もあるかもしれませんが、しょせん同類です。どこまで行っても状況が良い方向に向くことは無く、むしろ共倒れしてしまうのがオチでしょう。
職場での評価が低くなる

もう1つ、職場における評価も低くなってしまいます。基本的に自分の事などしか考えていませんから、周りを楽しませようとしたり、協力をしようといった姿勢は見せません。こんな体たらくでは、良い評価を受けないというのも当然の帰結です。
仮に本人が上の立場に行きたい、などと考えていても、全く評価をされない以上はそれも夢のまた夢ですし、成長のための仕事なども信頼が無いので任せてもらえません。こういった社会的な出世のチャンスも失ってしまうというのは、なんとしても避けたいでしょう。