目次
様々なポートフォリオ
 ・クリエイティブ系ポートフォリオ
 ・Webページのポートフォリオ
 ・デザイン系のポートフォリオ
 ・教育系ポートフォリオ
 ・金融系ポートフォリオ
 ・事業系ポートフォリオ
ポートフォリオでの大切なポイントは?

様々なポートフォリオ

様々なポートフォリオがあるといってもどのようなものがあるのでしょうか?
業界によってのポートフォリオは大きく4つです。

  1. クリエイティブ系ポートフォリオ
  2. 教育系ポートフォリオ
  3. 金融系ポートフォリオ
  4. 事業的ポートフォリオ

クリエイティブ系ポートフォリオ

一番皆さんがイメージしやすいポートフォリオ、それがクリエイティブ系のポートフォリオです。
クリエイティブ系は「Web系」「デザイン系」など含めた内容です。

クリエイティブ系の転職時「今までの自分の実績や、何をしてきたか?」をアピールする必要が出てきます。
その時に活躍するのがポートフォリオというわけです。

Web系の人は「自身がデザインしたWebサイト・ホームページ」をポートフォリオとしてまとめた「ポートフォリオサイト」を作る場合が多いです。

グラフィックデザイナーや画家のようなデザイン系の人は、自身が今まで作成した作品を紙やPDFなどにまとめておくかたちになります。

まとめておくことで「自分自身」を具体的に説明することが可能になるので就職や仕事を勝ち取る際に活躍するのです。

ここからは、クリエイティブ系ポートフォリオの作り方および内容例について説明します。

Webページのポートフォリオ

・Webページ成実績用のサイトを作成
まずは自分の実績を掲載するためのサイトを作成します。
そのサイト内に今まで自分が作成したWebページをまとめて掲載していきます。

作成したサイトへ、今までに作成したWebページを掲載
・ Webページへのリンク
・ どのようなタイプのWebページなのか
・ どのような意図で、どのような効果を狙って作ったのか
・ どのような技術を使って作成したのか

といった内容を記載します。
作成したWebページをただ載せていくような内容にはならないように注意しましょう。

デザイン系のポートフォリオ

①作品のメインビジュアル
一目で全体感がわかるビジュアルを掲載します。
細部にこだわったとしても、パッと全体がわかるような内容が大切です。

②自身が携わったプロジェクト、企画を記載
自分がどのようなものに携わってきたのかがわかります。
WebサイトなどがあればURLの掲載もして相手に見てもらえるようにしましょう。

③担当のプロジェクト
自身が携わったプロジェクトのどこを担当したのかをわかるようにします。
デザインのスキルだけではなく、Web系ならコーディングなどもできるのか、どのようなプログラム言語がわかるのかなども記載をしましょう。

④コンセプトはどのようなものなのか?
ビジュアルだけではなかなか相手には伝わりません。
そのため自分の作品に対しての「誰に対して作ったものなのか?」「どのような意図があるのか?」などを記載。
この記載があることで、相手はより具体的に作品を理解してくれます。

⑤こだわったところ
デザインにあたって、自身で工夫したところや特にこだわっている点などを記載。
ユーザーにとっての価値をどのように提供したのかなどのデザインの目的や、自分自身の考えのベースを記載しておくことで、より深い説明が可能になります。

上記のような内容を記載し自分の作品をまとめますが、何でもかんでも載せるというわけではなく、「自分の得意なもの」や「直近の作品」などを見せるようにしましょう。
情報量が多すぎるのもマイナスになる可能性もあるので注意が必要です。

教育系ポートフォリオ

教育面におけるポートフォリオは「様々なことを総合的に学習して評価する教育」といった内容であり、そのような教育手法を「ポートフォリオ教育」といいます。

教育の評価といえば「テストの点数」に目がいってしまいますが、「勉強以外の才能」を発揮する人に対してもこの「ポートフォリオ教育」は有効です。
「ポートフォリオ教育」は、こまめに確認し「過程やプロセス」を評価していくため、その本人が持っている本来の能力を正確に評価できるのがポイントです。

・教育系ポートフォリオの内容
教育系のポートフォリオの主な内容については以下のとおりです。

①どのような活動をしたのか
その活動時に、「どのような疑問を持って、どのようなことを解決しようとしたのか?」
調べてわかったことやもっと調べたくなったことなどの、より詳細な内容

②どのような気づきや発見があったのか
上記のように「事柄に対してしっかりと深掘りしていく」ということがポイントです。
具体的な内容にしていくことで、教育でのプロセスを明確にでき相手の様々な才能に気づくことにつながります。

金融系ポートフォリオ

金融系ポートフォリオは、運用を対象として保有する株式などの資産の構成内容のことを指します。簡単にいうと、金融系のポートフォリオは「色々な資産の組み合わせ」ということです。
もともと有価証券などは紙挟みに挟んでの保管が多かったこともあり「ポートフォリオ」という名前がつけられました。

ポートフォリオを組むことで、リスクの軽減につなげ資産運用の安定を図ることが可能です。

事業系ポートフォリオ

事業系ポートフォリオは、企業の利益を生み出している事業をまとめて可視化できるようにしたものです。
可視化することで、どの経営資源を有効に使うかを選定するためのツールとして利用可能です。
メリットとしては、「経営判断を早くすることができる」「リスクヘッジ」などがあります。

ポートフォリオでの大切なポイントは?

ポートフォリオでの大切なポイントは「自分の経歴やスキルなどをわかりやすく伝えること」です。

作品などの掲載はもちろんですが「自分の得意なスタイルや分野」「将来的に何をしたいか、未来のビジョンを記入する」などの情報を記入すると具体的なポートフォリオになります。

特にWeb系のポートフォリオは就職や個人で仕事を獲得するために非常に重要です。

いくら素晴らしい作品が作れたとしても、相手に伝わらないと意味がありません。
「自分を魅力的」に見せるために、わかりやすくデザインを考えましょう。
そして、そのデザインに紐づいた自分の思いやスキル等を伝えることがポートフォリオでは大切になってきます。