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キャビンアテンダントに容姿・身長・視力・年齢などの条件はあるの?
キャビンアテンダントに必要なスキルや資格
キャビンアテンダントに容姿・身長・視力・年齢などの条件はあるの?
「キャビンアテンダントになるには、美人で身長も高くないといけないイメージがある……」と思っている人も多いのではないでしょうか。
実際にキャビンアテンダントになるための身体的な条件は存在します。
例えば、JALの客室乗務員職の応募資格には、身体的な条件は以下のように記載されています。
呼吸器、循環器、耳鼻咽喉、眼球、脊椎等が航空機乗務に支障なく、必要な体力を有し、心身ともに健康な方。裸眼またはコンタクトレンズ矯正視力が両眼とも1.0以上の方。
引用:JAL「客室乗務員職:応募資格」
JALの客室乗務員職では、身長や年齢などの条件がないことがわかります。
他の航空会社では、荷物を高い場所に置く必要があることもあり、アームリーチの条件が付く場合もあります。実際に、アームリーチの条件があるソラシドエアの応募資格のひとつは、以下のとおりです。
緊急時に高さ190cmの場所にある機器の操作に支障がない方
引用:ソラシドエア「客室乗務職:応募資格」
このように、視力やアームリーチなどの条件がついているケースもあるので、募集要件や応募資格をよく確認するようにしてください。
キャビンアテンダントに必要なスキルや資格
次に、キャビンアテンダントになるために必要なスキルや、取得しておいたほうがいい資格などについて確認していきましょう。
語学力
特に国際線の場合は、海外のお客様が搭乗することも多いため、キャビンアテンダントは、語学力、特に英語を話す力が必要だとされています。
例えば、JALの応募資格には以下のように記載されています。
TOEIC600点以上、または同程度の英語力を有することが望ましい。
引用:JAL「客室乗務員職:応募資格」
TOEICで英語力を図るエアラインが多いので、できればTOEICのスコアを出しておくとよいでしょう。
手話技能検定・救命講習
キャビンアテンダントになるためには、英語以外の特別な資格は必要ありません。
最も大切な英語に余裕がある人は「手話技能検定」「救命講習」などの資格をとっておくことも一案です。
手話技能検定を取ることで手話で話せることを提示できると、就活でも有利になります。飛行機は音声でのアナウンスが多い中、耳が聞こえないお客様とスムーズに意思疎通が取れたり、案内ができることで、安心して飛行機に搭乗してもらいやすくなります。
また、保安要員として、飛行機内で病人が出たときに救命活動ができることは大切です。もちろんキャビンアテンダントになったあとでも学ぶことは可能ですが、先取りで学んでおくのもいいでしょう。