ピーマンとは?

とうがらしの仲間

【連載】旦那めし。今が旬!ピーマンの肉詰めおすすめの作り方!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ピーマンはナス科トウガラシ属に分類される野菜です。形も唐辛子を大きくしたような形をしていますが、辛み成分であるカプサイシンは含まれていないことから、辛さを表す数値のスコヴィル値は0となっています。似た野菜であるパプリカはカプサイシンを含んでいますが、ピーマンと同じく遺伝しにくいため、香辛料と加工される以外に使用するときは辛味を感じにくくなっています。

ピーマンの旬はいつ?

ピーマンの旬は気温が上がる6月から9月頃となります。気候が暖かい地方では10月まで収穫できるとも言われていますが、ピーマンの株がもっとも元気に育つ温度は20度から28度となりますので、生産農家ではハウス栽培をしたり、遮光や温度管理を適切にしたりと1年を通して安定した供給がされています。

ピーマンの選び方

【連載】旦那めし。今が旬!ピーマンの肉詰めおすすめの作り方!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ピーマンは緑色が濃く、表面がツヤツヤなものが鮮度がいい証拠です。もうひとつヘタの切り口が変色していたり、干からびていないかもチェックしましょう。変色などがあれば収穫してから時間が経っているピーマンとなります。手に持ったときの重量でも食感が判別できます。中に種しか詰まっていないピーマンでも重みがあって、ピーマンをつまんだときにしっかりとした感触のものはピーマンに水分と栄養が詰まっていて、美味しいピーマンの目印となります。

ピーマンの保存方法

スーパーで売っているピーマンは大抵、袋詰めにされていますので、そのまま冷蔵庫の野菜室に入れておくと乾燥を防げます。裸のピーマンの場合はビニール袋に入れて同じく、野菜室保存しておきましょう。普通に冷蔵室に入れてしまうと低温過ぎてピーマン自体の張りが無くなり、食感が悪くなります。切ってから保存するときは洗ってからクッキングペーパーで水分を取り、ジッパー袋やラップで包んでから冷蔵庫に入れて保存してください。切ると早く傷んでしまうので、できるだけ早く使い切りましょう。また、冷凍保存はピーマンの水分が抜けてしまうため、あまり向いていません。

ピーマンの栄養

ピーマンはなぜ苦い?

【連載】旦那めし。今が旬!ピーマンの肉詰めおすすめの作り方!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ピーマンには独特の風味と苦味があり子供が苦手・嫌いな野菜の代表のように扱われています。ピーマンの苦味成分はポリフェノールの一種であるクエルシトリンと若取りして食べるため、青臭さが強く、より苦く感じるそうです。クエルシトリンには精神の安定や抗ガン作用があると言われています。またピーマンが赤く熟すまで株につけてから収穫したものは苦味成分が消失して、甘いピーマンになりますが、熟したピーマンは流通されることはあまりありません。試してみたい人は自分でピーマン栽培にチャレンジしてみましょう!

ピーマンの栄養①ビタミンC

ピーマンにはビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCには強い抗酸化作用があり、免疫力を上げたり、肌荒れの予防に効果があるとされています。久しぶりになってしまった口内炎に効果が現れて欲しいと思います。

ピーマンの栄養②ベータカロチン

ベータカロチンには髪を健康な状態に保ったり、夜盲症の予防などに効果があると言われています。他にもビタミンCと同じく粘膜組織などの健康を守る効果があるとされているので、ビタミンCと併せて口内炎を治す効果を期待します。