さいごに
これまでの記事でも「動物の絶滅」についてお話してきました。
これまでと異なるのは、今回のエゾオオカミは既に絶滅してしまっているということです。
よってエゾオオカミは剥製でしか会うことが叶いません。これはとても悲しい事実です。今、世界中で絶滅の危機に瀕している動物の数は3万5000種以上いるとされています。これらの動物が絶滅の危機に晒されている原因に、私たち人間の活動は大きく関わっています。
人間と動物がうまく暮らしていくにはどうしたら良いのでしょうか?
『文明より先に森林があり、文明のあとには砂漠が残る。』これは作家のシャトー・ブリアンの残した言葉です。この言葉の通りにならないために、私たちは動物を守っていく義務があります。
まずは、知ることが大切です。
北海道へ趣き、エゾオオカミの剥製を目にし、エゾオオカミのことを知る。このことは動物との共存を意識をする中で、とても重要となってくるはずです。
さいごに、漫画『ゴールデンカムイ』のお話を少しだけさせてください。実はこの漫画にもエゾオオカミが登場しています。明治末期の北海道を舞台にした漫画『ゴールデン』に登場するエゾオオカミの名前は『レタラ』と言います。毛の真っ白なオオカミです。
作中の猟師たちに「最後のエゾオオカミ」と呼ばれるレタラ。『ゴールデンカムイ』に登場する動物たちは、どれもリアルに描かれています。漫画を読み進めていくだけでも動物たちのことを楽しく知ることができます。動物たちの驚くべき生態を知ることができます。アニメ化もされている人気の作品です。ご興味のある方はぜひ一度チェックしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※アイキャッチのオオカミはイメージです。
提供元・北海道そらマガジン
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