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実用面で両素材を比較してみよう
EPS・PUどちらのボードを選ぶかは自由

実用面で両素材を比較してみよう

PUは長さ・サイズ次第では重くて運びにくい

【サーフボード基礎知識】EPSとPUの違いってなに?それぞれの特徴や選び方も解説
(画像=『暮らし〜の』より引用)

PU素材のサーフボードはEPSよりも重いので、長さ・サイズが大き目なロングボードなどは持ち運びに苦労します。また、実際にサーフィンを行う際に長さ・サイズが大きいとPUボードは制御がしにくく、板を動かしづらいというデメリットもあります。

そのため、長さ・サイズが大きいサーフボードを検討されている方は、EPSボードを検討するのがおすすめです。

安定性においてはPUに軍配が上がる

PUボードの方が、EPS素材のサーフボードよりも安定性に優れていることは既にお伝えした通りです。波が大きいとその差は顕著で、EPSボードだとかなり不安定な状況になる可能性があります。対してPUボードであれば風の影響も受けにくいですので、天候やコンディションに応じて種類を選ぶのは賢明だと言えるでしょう。

EPSボードは黄ばみやすく熱に弱い

【サーフボード基礎知識】EPSとPUの違いってなに?それぞれの特徴や選び方も解説
(画像=Photo bylecreusois、『暮らし〜の』より引用)

EPS素材のサーフボードは、黄ばみやすいというデメリットがあります。ポリエステル樹脂と比較するとどうしてもエポキシ樹脂は黄ばんでしまいやすい材質なので、これは仕方のないデメリットです。

ただし、ボードの種類によっては紫外線をカットするエポキシ樹脂が使用されているものも増加しているので、以前ほど黄ばみやすいわけではありません。また、エポキシ樹脂は熱に弱いという特徴を持っているので、管理環境にも注意しましょう。

PUなら黄ばまないというわけではないので注意!

PUは確かにEPSのサーフボードよりも黄ばみにくい材質を持っていますが、長時間紫外線に当て続ければ、ほぼ間違いなく黄ばみます。ですが先ほどお伝えした通り、UVカット処理が施されているボードが増えているので、通常使用であれば問題はありません。

だからといって、紫外線が当たる環境下で放置するのは絶対にNGです。普通にサーフィンを楽しんだ後は、PU・EPSどちらの種類であろうと長時間紫外線に当てないように管理することが大切です。

EPS・PUどちらのボードを選ぶかは自由

【サーフボード基礎知識】EPSとPUの違いってなに?それぞれの特徴や選び方も解説
(画像=『暮らし〜の』より引用)

今回の記事では、サーフィンを楽しむ際に必要なサーフボードの主な素材であるEPSとPUについて、それぞれが持つ特徴やメリット、デメリットをチェックしてきました。比較するとどちらが絶対的に優れているわけではなく、一長一短であることが分かります。

そのため、EPSとPU、最終的にどちらを選ぶかは自分で決める必要があります。自分の目指すスタイルやテクニック、天候の状況などを考えたうえで、サーフボードも選ぶようにしましょう!

文・奏咲/提供元・暮らし~の

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