第2位:ハチ

はっきり言って筆者はこれが1番怖い。海釣りではあまりないが、河川の釣りでは何処でも起こりうる。自然豊かな公園などが近くにある場合、その公園の木々の根元にスズメバチの巣があったりする。そして水辺にエサを求めて飛んで来たハチに刺されるパターンだ。刺されたら釣りどころではない。1人の釣りで、郊外や渓流なら最悪なケースも考えられる。

蚊取り線香も個体が大きいと効きにくい。マダニ避けのハッカ(ハーブ)入りの虫除けが有効だが、刺されない保証はない。なるべく長袖、長ズボン、帽子などで対策する他ないと心得ておこう。そして、ハチ、特にスズメバチを見かけたら細心の注意を払って釣りをしよう。いや、できるなら釣りを止めよう。

陸っぱり釣り場に潜む危険ベスト5 第1位はやっぱり人間トラブル?
(画像=刺されると命に関わるハチ(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志、『TSURINEWS』より 引用)

第1位:人間

やはり、と言うか、なるほどと思う人も多いだろうが、やはり人間が1番やっかいだ。筆者は、釣り場で暴走族に取り囲まれたり、釣り人ではない外国人が近くに寄って来て、ニコニコ笑いながら後を付けられたりと、危機一髪の場面は数え切れないほどある。筆者の場合は、運よく実害こそなかったが、1つ間違えば新聞に載っていたかもしれない。昼間だから…とか、平日だから…とか、そんな考えはしてはならない。

特にシーバス釣りでポイントになる橋脚下などは、平日でも暴走族の集会所になっていたり、夏は花火を持ち込んで騒いだりと危険度が増す。近年、釣り場でのトラブルが後を絶たないが、そのほとんどが人間同士のトラブルだ。ふいのトラブルは回避しようがないが、常日頃から釣り場の危険回避には注意をしておこう。そして、万が一の時は迷わず逃げよう。けっして、翌日の新聞に載ってはならない。

陸っぱり釣り場に潜む危険ベスト5 第1位はやっぱり人間トラブル?
(画像=薄暗い橋脚下は昼間でも要注意(提供:TSURINEWSライター宮坂剛志)、『TSURINEWS』より 引用)