カワハギは刺し身や煮物にして美味しい人気の魚でが、その捌き方は通常の魚のさばき方とは少し手順が変わる部分があります。今回はそんなカワハギの捌き方を初心者にもわかりやすく解説します。ケースバイケースの下処理の方法や肝の扱いにもご注目ください。

目次
刺し身や煮付け用の捌き方をご紹介
カワハギの基本情報と旬の時期

刺し身や煮付け用の捌き方をご紹介

少し特殊な捌き方をするカワハギ

カワハギの捌き方まとめ。刺身や煮付けなど、おすすめの食べ方や料理レシピも!
(画像=出典:photo-ac.com/,『暮らし〜の』より 引用)

カワハギは皮が手でぺろっと剥げる魚でそれが名前の由来にもなっています。しかし内側に薄皮を持つことから、刺し身にする時と煮物にする時にこの皮の取り除き方に違いを持たせるのがポイントです。捌き方に少しだけ気を使うことで調理が楽になる魚ですので、この機会に簡単な捌き方を覚えてみてはいかがでしょうか。

一般的な3枚おろしの方法と刺し身用の捌き方も解説

今回は基本的な3枚おろしのやり方・刺し身にする場合の3枚おろしのやり方の変更点をレクチャーいたします。3枚おろしの方法を中心として、煮物用のレシピ紹介では簡単なカワハギの下処理の仕方から捌き方についても触れていきますので、カワハギの下処理や捌き方ヒントとしてお役立てください。

カワハギの基本情報と旬の時期

カワハギの基本情報

名前・和名 皮剥、鮍
分類 フグ目カワハギ科
学名 Stephanolepis cirrhifer
分布 北海道以南から台湾、東シナ海まで

カワハギについて

釣りのターゲットとしてもゲーム性が高いカワハギは人気の魚です。釣りだけでなく食用としても、刺身や煮物・鍋物の具材として・干し魚・唐揚げといろいろな料理に使われます。

また刺し身や煮物に調理する時は身だけでなく、大きく育った肝を食べるレシピもたくさん開発されているのも特徴です。そのためか肝が大きく育った個体に対してはキモパンと呼び、釣れたら当たりという風潮もあります。

カワハギの釣りの時期と美味しい旬の季節

カワハギは日本ではほぼ全国沿岸で釣りあげることができ、釣りの時期は通年となっています。船釣りも盛んな魚類ですが、こちらは秋10月ころから翌年の3月くらいまでのシーズンがキモパン狙いの釣り人で賑わいます。

食としての旬は、春にたくさんエサを食べて大きくなることから、それが身になって大きく育った6-8月頃といわれています。