80cmを超えるモンスターマダイの聖地鷹巣沖。今年も4月の下旬から本番を迎え、数型とも釣果が急上昇し始めた。4月25日、福井県福井市にある鷹巣漁港出船のみの浦丸に乗り、モンスターマダイの姿を追った。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版 編集部)
みの浦丸でタイラバ釣行
筆者が乗船したのは午後便。港で待っていると、午前便のお客を乗せた同船が帰港。状況を聞くと朝からトリヤマがすごく、70~80cm超の大型交じりで本命が連発だったとのことだ。
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(画像=22日に上がった88cm(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)、『TSURINEWS』より 引用)
正午すぎに出船。同船したのは地元アングラーの松本さんら一行。最初に入ったポイントは、水深70mほど。船長指示のタイラバの重さは120gでスタートとなった。
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(画像=みの浦丸(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)、『TSURINEWS』より 引用)
ポイント移動で本命ヒット
開始後まもなく吉田さん、続いて柴田さんが本命をキャッチ。幸先良いスタートに期待が膨らんだが、この場所で次弾は出なかった。
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(画像=ポイント移動ですぐダブルゲット(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)、『TSURINEWS』より 引用)
船長はすぐに見切りをつけ、沿岸の40mラインに移動。朝に爆釣していた場所とのことだ。
ここでは、松本さんがスピニングタックルでキャストし斜め引きを、柴田さんはベイトタックルでバーチカルな誘いと、手分けしてヒットパターンを探っていった。
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(画像=速巻きでキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)、『TSURINEWS』より 引用)
しばらくして、柴田さんと松本さんがダブルヒット。ともに60cm近い食べごろサイズだ。柴田さんはデッドスロー、松本さんは速巻きに切り替えたところで食ってきたとのこと。相反するヒットパターンで正解が絞れなかったが、相当広範囲にマダイがたむろしているのは確かだ。
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(画像=デッドスローでキャッチ(提供:週刊つりニュース中部版 編集部)、『TSURINEWS』より 引用)
その後もポツポツと本命が追加されたがサイズが出ない。そのうち、船長が沖で鳥が旋回し始めたのを発見。すぐに船をそちらに向けた。