筋肉を付けようと思った時、目指す体型の目標として「細マッチョ」「ゴリマッチョ」がイメージしやすいところでしょう。しかし、どんな体系をしていればゴリマッチョ、細マッチョと呼ばれるのかの定義はあいまいなところもあります。そこで、両者の定義や筋トレの仕方などをご紹介します。
目次
ゴリマッチョ・細マッチョの定義とは?
ゴリマッチョ・細マッチョのメリット
ゴリマッチョ・細マッチョの定義とは?
体を鍛えた結果の体形として、ゴリマッチョや細マッチョという言葉が使われます。どちらも筋肉があるというイメージがある一方で、どんな状態であればそう呼ばれるのかという定義はあいまいなところがあります。
ゴリマッチョの定義
まずゴリマッチョについてですが、意味としてはゴリラのようなマッチョではなく、ゴリゴリのマッチョという言葉を略したものになります。そしてマッチョというのもスペイン語の「macho(マチョ)」を語源としており、男性として魅力があるという意味を持ちます。
見た目としてはボディビルダーのように、服を着ていても外から鍛え具合が分かるくらいの筋肉が付いている事が特徴です。速筋と遅筋という筋肉の割合で見た場合には、細マッチョと比べて速筋の方が発達しています。
ゴリマッチョの体脂肪率とBMI
体脂肪率やBMIという、分かりやすい数値で定義を見てみましょう。ゴリマッチョに相当する事を考えた場合、体脂肪率は20パーセント以下である事が基準で、筋肉の下に脂肪があるという体つきをしています。
それゆえに、筋肉の積載量こそあれど、肥満度を表すBMIでは25以上の数値を出す事も珍しくありません。数値だけで見てみると、やや肥満体系のように見えるのです。
細マッチョの定義
続いて細マッチョの定義についてですが、見た目としては太っている訳ではなく、細いという漢字が入っている通り細身な体型をしています。とはいえマッチョですから、健康的であるうえで引き締まった体型である事を意味しています。
こういった細マッチョ体系の人は、服を着ている時には中肉中背の所謂普通の体型の人と見た目がさほど変わりませんが、いざ服を脱いだ時に引き締まった筋肉をしている、というケースが多いです。
細マッチョの体脂肪率とBMI
そんな細マッチョの体脂肪率やBMIの数値についてですが、体脂肪率は12パーセント程度、筋肉量については、全体重の内30パーセント後半から40パーセント程度を占めています。
BMIに関しても、数値としては18パーセント辺りから25パーセント以内に収まりますので、実際普通の体型に近いのです。ですが、皮下脂肪に関しては一般よりも少ないので、無駄な脂肪が多くありません。
ゴリマッチョ・細マッチョのメリット
ゴリマッチョでも細マッチョでも、必ず体を鍛えたうえで形成された体型である事に違いはありません。このどちらの体型を目指すにしても、それぞれに利点があります。
ゴリマッチョのメリット
まずゴリマッチョのメリットについてですが、筋肉量が豊富なために脂肪が燃焼されやすい体になっている事が挙げられます。単純に筋肉量が多いと、その分消費されるエネルギーも多いので、多く食べても太りにくくなります。
大きく発達した筋肉は、異性はもちろんの事男性からも憧れの視線を向けられる事でしょう。その鍛えた筋肉を活かす事で、力仕事が容易になったり、握力が付けられるといった分かりやすいメリットもあります。
細マッチョのメリット
対して細マッチョのメリットですが、服を自由に着こなせるという点が挙げられます。筋肉も鍛えすぎると着る服の自由度を下げてしまいますが、細身の体型をしている分そういったファッションに関する悩みを持つことは無いでしょう。
また、女性からモテやすいメリットも考えられます。ゴリマッチョ体型が好きな女性ももちろんいるでしょうが、スタイルの良さから女性ウケは非常によく、スリムな体型を維持できているという自己管理が出来る自立性も感じられます。