電気ウキを灯して実釣開始

いつもなら0号かBの電気ウキでスタートするが、風波なのか少しざわついている感じ。潮の流れはそれほど無いが、何となく2Bの電気ウキを手に取った。リチウム電池を差し込みウキの浮力と同じ2Bのガン玉をヨリモドシ上に打つ。30cmほどの遊動幅をとった半遊動仕掛けで先ずはウキ下2ヒロ弱をとってみる。

第一投を振り込むと、着水した電気ウキの赤い光がなんともいえないワクワクした気分を誘う。開始から数投、釣座右前面の10m程先に振り込んだ仕掛けは緩やかに左に流れる。コマセを被せて打つも、オキアミはしっかり残って来る。昼間と違って狙いのタナまでつけエサが通っていることが確認出来るとますます期待が膨らむ。

当たるも針に乗らず

釣り開始から30分ほど経過した午前1時過ぎ、何となくウキに反応がある。消し込みはせず、少しユラユラとシモっては浮いて来る。仕掛けを回収するとオキアミの頭だけが噛じられている様子。

同じ流れに乗せて投入し直すと、流れの途中で仕掛けが止まる。とても緩やかにジワジワとウキが沈み水面下20cmほどまで入っていく。

ついにと思い聞きアワセを入れてやると、ググゥーっと一瞬竿先を引き込むも素針を引いた。手元に残る感触はターゲットのメジナと直感する。手応えから良型を確信し、一気に集中力が高まっていく。