男性のみならず、最近は女性も細マッチョを目指す方が多くなりました。しっかりと無駄な脂肪を落とし、理想的な体型を得るためには、効果的な筋トレメニューに取り組み、そして食事内容も工夫が必要です。今回は、細マッチョになる為の食事内容、そして筋トレメニューをご紹介します。
目次
細マッチョになるために!まずは筋肉について知っておこう
細マッチョになるための食事法とは?
細マッチョになるために!まずは筋肉について知っておこう
女性から注目される細マッチョ。現代では男性だけではなく、女性も引き締まった体を目指すべく、細マッチョ体系の為のトレーニングをする事もあります。まずは、筋肉に関する知識を付ける事から始めましょう。
体に筋肉がつく仕組み
体に筋肉を付けようと思った場合、誰もが「筋肉トレーニング」を思い浮かべる事でしょう。確かに筋肉を増やし、筋肥大を図るためには筋肉トレーニングは欠かす事が出来ませんが、方法はそれだけではありません。
そもそも筋トレとは、体の中にある筋肉を使い、壊す事が目的です。破壊された筋肉は自己修復を行いますが、その筋肉を作り出すときに必要な栄養素を食事によって摂取し、相応の休息を取る事で、初めて超再生した筋肉が発達していくのです。
日々の筋トレに取り組むことで、誰からも羨ましがられる筋肉美を得る事が出来れば、誰もが嬉しく思う事でしょう。ですが、だからと言って筋トレばかりに取り組んでいても、意味が無くなる事があります。
それは、十分な食事を摂っていなかった場合です。余計な脂肪を増やしたくないからといって無理に食事制限をして筋トレばかりしても、筋肉が育つのに必要な栄養がありませんし、また、栄養が無くなると、筋肉を脂肪に変える働きもあるので、食事は不可欠です。
筋肉をつけたいなら食生活を見直すことも大切!
細マッチョを目指したいからといって、とりあえず筋トレを始めたり、ジムに入ってトレーニングをするよりも前にするべき事があります。それは、日ごろの食生活の見直しです。
体を作る基本は食事であると、常識として教わってきたはずです。勿論これは筋肉をつけるための話であっても同じことが言え、十分な刺激のかかる筋トレと栄養のある食事が揃う事で、初めて筋トレの効果が出るのです。
筋肉を作る源となるのは、タンパク質です。現代にとっては不足しがちな栄養素とされており、また効率的に作り出すためにもビタミンやミネラルが欠かせません。こうした栄養素を考えて、食生活を組み立てていく必要があります。
細マッチョになるための食事法とは?
細マッチョになる為には筋トレが必要であり、そしてその筋トレの効果をしっかりと得るためには食事内容もセットで考える必要があると分かりました。では、具体的にはどんな食事法を実践すれば良いのでしょうか?
細マッチョになるための食事法①たんぱく質をこまめに摂取する
筋肉を作るためには、タンパク質を欠かす事が出来ません。しかし、筋肉トレーニングを真面目に取り組んだことが無い人にとっては、タンパク質の重要度は分からないですし、気にした事も無いでしょう。
一日の成人のタンパク質摂取量の目安は、体重の1パーセントから2パーセントとなっています。仮に60㎏の体重の場合、60gから120gが必要という事です。この必要量をどう摂取するかが、まず第一のポイントとなります。
- 脂肪が少ない赤身肉を食べる
- 鶏むね肉、鶏もも肉、ささみ肉を食べる
- 豆腐、納豆などの大豆を原料とする食材を摂る
- プロテインを飲む
具体的には、こうした食材を摂る事が推奨されます。特に肉類に関しては、大前提として赤身肉、もしくは淡白な鶏肉を積極的に食べます。
細マッチョになるための食事法②脂質や炭水化物を控える
続いて、炭水化物や脂質の摂取は控えましょう。三大栄養素とされる中で最も脂肪に変わりにくいのがタンパク質ですが、逆に最も変わりやすいのは脂質です。油ものを多く食べていると、どれだけタンパク質を摂っていても脂肪が落ちません。
炭水化物は、人間の体を動かすエネルギーという事で必要な栄養素ではあります。お腹も膨れやすいので、ごはんや麺類などはつい食べがちですが、糖質が多く含まれている分脂肪となって蓄積されやすい性質があります。
ただし、絶対に食べてはならないという訳ではありません。野菜などに多く含まれる食物繊維と一緒に摂ることで、糖を脂肪に変えるインスリンの分泌が抑えられますので効果的です。
細マッチョになるための食事法③食事のタイミングに注意する
筋トレをするタイミング、そしてその為の食事をするタイミングも、適切な時があります。基本的には、筋トレをスタートする2時間前には食事を済ませておき、終了した後は30分以内に食事をし、それも2回に分けて摂ります。
筋肉トレーニングを行った後の30分間は、ゴールデンタイムと呼ばれる時間になります。この時間は筋トレ後最も筋肉が成長しやすいタイミングであるとされます。逆に、空腹な状態では筋肉まで消費されるので、お腹の空き具合に気を付けましょう。
細マッチョになるための食事法④朝食にプロテインを摂取する
朝食には、プロテインを取り入れるのもとてもお勧めされます。プロテインとはいわばタンパク質の塊とも言い換えられ、通常の食事でタンパク質を多く含んでは居ても、脂肪や糖などの余計な栄養を摂取してしまう中、プロテインは純粋なタンパク質を摂れます。
朝にしっかりとした食事を摂るよりも、食べない方が集中力が持続するとされています。また、タンパク質は食欲を抑える効果もありますので、体脂肪を落とすためには朝食をプロテインに置き換えるのが相性が良いのです。
細マッチョになるための食事法⑤1日4~6食に分けて食事をとる
食事のタイミングだけではなく回数についてもこだわるポイントがあり、1日の内に4食から6食程度に分けて摂ります。空腹の状態で食べる食事は美味しいですが、インスリンが分泌されており摂ったエネルギーが脂肪に変わりやすいのです。
そこで、食事の数を増やし、かつ間隔を狭くするのです。すると血糖値の上昇が防がれ、体脂肪が蓄積するのを防止できるのです。勿論、食べる料理は栄養素やカロリー量に気を配り、必要量をオーバーしないようにします。
細マッチョになるための食事法⑥加工肉を避け赤身や鶏肉を食べる
肉類にはタンパク質が豊富に含まれているので、基本的に摂取する事は推奨されています。しかし、加工肉は避けましょう。ウインナーやソーセージ、ベーコンやハンバーガーなど、誰もが食べたことのあるものばかりですが、これらすべて加工肉です。
こうした肉類は、詳細の分からない部位の肉を脂で固めて作ったようなものです。塩味も強く、体を絞るのには非常に不向きな食材となっています。だからこそ、食べるとした場合には赤身肉や鶏肉など、脂身の少ない肉類が勧められます。