非常口のマークのようなピクトグラムは、日常生活で目にする機会が多いものの、その概要を理解している人は少ないのではないでしょうか。ピクトグラムはホームページにも活用でき、適切な活用方法を知ることで集客効果を高められます。
そこで本記事では、ピクトグラムの概要と歴史、使用するメリットを解説します。また、ピクトグラムの作り方や商用利用可能な素材の探し方も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ピクトグラムとは?
まずは、ピクトグラムの概要から解説します。ピクトグラムとは、特定の言語を使わない・分からない場合でも、誰にでも情報を伝えられるように簡略化されたデザインのことです。ピクトグラムの代表例としては、緑の背景に走っている人間が描かれている、非常口のマークが挙げられます。
非常口のマークは、ユーザーに潜在的な意識として非常口だと認識させる効果があります。このように、ピクトグラムは言語を使わなくとも伝えたいことを理解してもらえるという特徴があります。
ピクトグラムの歴史
ここまで、ピクトグラムの概要を解説してきました。ピクトグラムの歴史は、1920年頃にオーストラリアの経済学者であるオットー・ノイラートが、アイソタイプを生み出したことが始まりだと言われています。
アイソタイプを端的に表現すると、絵記号でまとめた図表のことを指します。ユーザーは言語を扱わなくとも、グラフの絵記号を見るだけでデータを理解できたり、統計を比較できたりします。
現在において幅広く使われているピクトグラムの原型は、日本のデザイナーと、美術評論家の勝見勝によって作成されました。