インバーターについて
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先ほど「多くのキャンピングカーにはすでにインバーターが繋がっている」と書きましたが、どんなインバーターなのか確認しておきましょう。
確認ポイント:インバーターの「出力」は何ワット?
まずは「出力」は何ワットなのか。記載されているのは最大出力なので、それよりも50Wほど少なく見積もっておけば確実です。
ノートパソコン 100W、液晶テレビ 150W、などお持ちの電化製品のワット数を計算すると、どれくらいの容量が必要か見当がつきます。
確認ポイント:正弦波
次は「正弦波」であるか。パソコンやマイコン制御の家電を繋ぐ場合は正弦波でないと故障する可能性があります。
販売されているキャンピングカーには「正弦波」のインバーターが接続されているでしょうが、もしご自身で取り替える場合には購入時に確認することをお忘れなく。
バッテリーチェッカーつきだと、なおいいですね。
その他、注意しておきたいこと
当然ながら、出力が1,000Wや2,000Wともなるとインバーター自体の消費電力も大きくなります。またファンの音もそれなりにしますから、気になる方は出力が小さいものを別につけておくのもアリです。
(350W以下のインバーターにはファンがついていないものもあります。夏場など高温にならないよう、気をつけて使用してください。)
消費電力を把握しておこう
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筆者の日常生活において、もっとも使用頻度が多いのは先ほど例に挙げたノートパソコンと液晶テレビです。
インバーターは、メインで使っているのは150Wと500Wですから、それ以上の電力を要する家電は使用していません。パソコンとプリンターを同時に、パソコンとテレビを同時に使用しても500Wで間に合います。
ごくたまにドライヤーやクーラーを使用するときは発電機を作動させます。以前は電子レンジや炊飯器も持っていましたが、発電機の音がうるさいので「いつでも・どこでも」とはいかず、結局は鍋で温めたりご飯を炊いたりするようになりました。
電力消費を見落としがちな場所も要チェック
それから失念しがちなのは、冷蔵庫も(ガスで可動させていたとしても)常時わずかながら電力を消費しているということ。ほか水道ポンプ、換気扇、FFヒーター、アンテナチューナー、エントランスの自動ステップ、ポーチライトなども電気を消費していることを忘れがちですね。
オールドユーザーさんは必ずと言っていいほど室内灯を電球からLEDに変えています。