街を歩いている際、通りすがりのお店のガラス面などに映った自分の姿についドキッとしたことがある、という方もいると思いますが、それは犬のハクちゃんにとっても同じだったみたい。

 散歩中に通る、オフィス入り口のガラスの前で立ち止まり、「お?犬か?」と言わんばかりに、まじまじと見つめるハクちゃんの姿に、思わずクスっとしてしまいます。それは自分の姿ですよ~、と教えてあげたい……!

 2歳になるハクちゃんは、家では落ち着いていますが、外に出るときは元気いっぱい。散歩の前はいつも「早く行こうよ!」とアピールをしてくるほど、飼い主さんとの意思疎通もばっちりのようです。

「お?犬か?」自動ドアのガラスに映る自分の姿が気になるワンちゃん
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

 散歩中はいつもハクちゃんが行きたいコースを歩いており、この場所はときどき通る道。その際、「およそ3回に1回」くらいの頻度で、ガラス面の前で立ち止まり、そこに映る自分の姿を見つめます。

 ガラスにグッと近付き、不思議そうな表情で「突然現れた白い犬」を凝視するハクちゃん。飼い主さんは「世界一かわいいあなたの姿ですよ、と教えられたらどれだけいいか……」と、言葉で伝えられないもどかしさを感じているそうです。

 ハクちゃんはこのまま特に吠えるわけでも、距離を詰めるわけでもなく、数秒程じっと静止して自分の姿を見つめ、その後何もなかったかのようにスッと立ち去るのだとか。一体何を確認していたのか……それはハクちゃんのみぞ知ることのようです。

 なお、一般的には、犬は鏡に映る自分の姿を、自分と認識できないと言われています。ハクちゃんがガラスを見つめていた真意は定かではありませんが、もしかすると「お友達のワンちゃんかなぁ?」と確認していたのかもしれませんね。

<記事化協力>
スシアザラシさん(@aniriesuok)

(山口弘剛)

提供元・おたくま経済新聞

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