バンドを使った種目について

ラバーバンドを使った種目をいくつか組み込んだが、バンドは非常に利用価値が高い。
この機会にバンドを購入するという人がいれば、専用のハンドルとドア枠に引っかける部品が付属しているものがいいだろう。このような付属品があるだけでバリエーションが増える。
また、バンドは張力の強さによって負荷を増減することができるので、張力の異なるバンドがセットになっているものを選ぶといいだろう。一般的に販売されているものでも10~25kg相当の張力のバンドがセットになっていることが多いようだ。
バンドがあれば、ダンベルやバーベルなどの代わりに活用できる種目がある。関節にも負担がかかりにくく、使い慣れてくると持続的な筋緊張を得ることができる。より充実したホームトレーニングを目指すなら、ぜひバンドを用意しておきたい。

パワーラックがあれば完璧

効果を上げるには高価な器具が必要だと思っているとしたら、それは大きな誤解だ。それでも、トレーニング歴のある人が自宅でも満足できるワークアウトを行うなら、やはりパワーラックは必要だろう。
ジムに設置されているパワーラックは頑丈にできているので高価だが、自宅で使うパワーラックならそこまでの耐久性は必要ない。ホームジム用のパワーラックが各メーカーから数多く販売されているので、比較検討して予算に合わせて購入するといいだろう。
パワーラックの中にはバーベルバーとプレートがセットになっているものもある。ホームジムにそこまで求めていないというのであれば、パワーラックと手持ちのフリーウエイトだけでも十分だ。なぜなら、ワークアウトの強度を高める要素は使用重量だけではないからだ。
たとえば、ジムでは高重量でトレーニングし、ホームジムではウエイトを下ろす動作を極端にゆっくり行ってみたり、セット間の休憩を極力短くしてみたり、スーパーセット法やレスト&ポーズ法など強度を高めるテクニックを多用するという方法もある。そのようなテクニックを最大限に活用するためにも、やはりパワーラックはあったほうがいいだろう。