ニラの旬と栄養

ニラの旬

【連載】旦那めし。旬のニラを味わう!秘伝のチヂミレシピを紹介!
(画像=Photo by200degrees、『暮らし〜の』より 引用)

ニラは価格も安く、1年中スーパーの店頭に並んでいるので旬がない野菜と感じてしまったり、スタミナ料理の印象があるので夏に旬を迎えると感じてしまいがちですが、ニラの旬は春から夏にかけてとなります。ニラは生命力が強いので1つの株から複数回、収穫できますが、もっともおいしいのは収穫しはじめの春のニラが葉も柔らかく独特の香りも強いものとなっています。

ニラの栄養

ニラは独特の香りがあり、食欲を増進させてくれる野菜です。香りの元である成分は「アリシン」となります。アリシン以外にもビタミンや葉酸をバランスよく含んでいる野菜となりますので積極的に食事メニューに取り入れてみてください。

ニラの栄養①アリシン

アリシンは殺菌作用と抗酸化作用を持ち、疲労回復・スタミナアップに効果がある栄養素です。健康効果が幅広くアンチエイジングや生活習慣病予防、血流改善効果などが見込まれます。アリシンは細胞を切ることで発生し、油で調理することで維持することができますので、刻んでから油で調理するチヂミはアリシンの摂取にふさわしい料理と言えます。

ニラの栄養②ビタミン・葉酸

ニラにはアリシン以外にもビタミン・葉酸がバランスよく含まれています。特にビタミンCと葉酸が豊富でビタミンCにはコラーゲンを生成する働きがあり、美肌効果があります。葉酸は赤血球の生成と妊娠している人には胎児の成長に重要な役割を果たす栄養素となっています。

秘伝のチヂミレシピ

チヂミの材料

【連載】旦那めし。旬のニラを味わう!秘伝のチヂミレシピを紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

秘伝のチヂミの材料はニラ・1本:小麦粉・100g:片栗粉・100g:水・200ml:しょうゆ・小さじ1:みそ・小さじ・1:エビ・3尾です。

チヂミの作り方

チヂミはニラを切って粉と混ぜて焼くだけですが、おいしく作るためにはそれぞれに調理のコツがあります。調理のコツと手順を併せて解説していきます。

チヂミの作り方①

【連載】旦那めし。旬のニラを味わう!秘伝のチヂミレシピを紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ニラをサッと水洗いし、2cmから3cmの大きさにカットします。

【連載】旦那めし。旬のニラを味わう!秘伝のチヂミレシピを紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

エビは殻を剥いて細かく切ります。背ワタを取ると食感が良くなりますが、取っても取らなくても大丈夫です。ちなみに今回は背ワタは取っていません。

チヂミの作り方②

【連載】旦那めし。旬のニラを味わう!秘伝のチヂミレシピを紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ボウルに小麦粉と片栗粉を先に合わせてからダマにならないように少しずつ水を足して混ぜ合わせます。粉と水が混ぜ合わさったところへしょうゆとみそを溶かしてからさらに刻んだニラを混ぜます。

チヂミの作り方③

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(画像=『暮らし〜の』より 引用)

フライパンを中火に掛けて温めてからくっつかないように油を回します。この分量の作り方は比較的粘度が強い生地なのでゆっくりと流し入れることで上手く丸い形に焼くことができます。

【連載】旦那めし。旬のニラを味わう!秘伝のチヂミレシピを紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

片面に焼き色がつくまでじっくりと中火で焼きます。早く焼きたいからと強火にすると焦げ付いてしまいますので中火以下の火加減で焼くようにしましょう。エビを入れる時は裏返す前に生地に乗せてから裏返しましょう。

【連載】旦那めし。旬のニラを味わう!秘伝のチヂミレシピを紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

焼き色がついたら裏返して反対側もじっくりと焼きます。ここから2度ほど裏・表返しを繰り返して満遍なく焼き色がつくように焼いていきます。

秘伝のチヂミ完成!

【連載】旦那めし。旬のニラを味わう!秘伝のチヂミレシピを紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

チヂミ全体に満遍なくこんがりとした焼き色がつけば秘伝のチヂミの完成です!一口サイズに切り分けておいしくいただきましょう。

作り方のコツまとめ

難しいことはなにもしていませんが、生地作りをするときは先にペースト状になるように混ぜ合わせることと火加減を強くしすぎないこと、表・裏返しを複数回繰り返すことがカリカリのチヂミを作るコツです。