たけのこの下ごしらえ
たけのこの下ごしらえは簡単!
たけのこの下ごしらえは大変そうと尻込みしてしまいそうですが、一回やるととても簡単なことですので気楽にチャレンジしてみてはいかがでしょう?
下ごしらえに必要なもの
たけのこがつかり切るくらいの大きさの鍋・米ぬか(お店で売っているたけのこには付属している場合があります)鷹の爪(あればで大丈夫です)
たけのこの下ごしらえ①切り落とす
たけのこの先端の反っている方を切り落とします。先端を切り落としたら切り口から根元の方に向けて切り込みを入れます。
たけのこの下ごしらえ②米糠とお湯で煮る
鍋の中にたけのこ、米糠(あれば鷹の爪)を入れて火にかけます。この時のポイントはたけのこをしっかりとお湯に沈められるだけの大きさの鍋とお湯をたくさん準備しておくことが大切です。お湯が沸騰するまで火にかけ、沸騰したら弱火で1時間程茹でましょう。
たけのこの下ごしらえ③火を止めて放っておく
弱火にかけて1時間経過したら慌ててたけのこを水に晒したりすることなく放っておきましょう。余熱がある状態で放っておくことで筍の灰汁をどんどんお湯に溶け出ていくことにつながりますので最低でもお湯の温度が常温になるまではそのまま放っておくことがおいしいたけのこを食べる下ごしらえのポイントとなります。
たけのこの下ごしらえ④
たけのこを使う前に皮を剥きます。どれだけ剥けば良いのかわかりにくいですが、玉ねぎの皮を剥くのと同じ要領でたけのこの柔らかい部分が顔を出すまで臆することなく大胆に剥いていきましょう。触って堅い部分は当然食感も悪くなりますので手で剥いていき、手では取りきれないところは包丁を使うなどして丁寧に処理すると風味の高さとたけのこのシャキシャキした食感を楽しむことができます。
下ごしらえしたたけのこの保存方法
すぐに使わない時は茹でたままの状態で冷蔵庫に入れると5日程は保存が効きます。鍋に蓋をして冷蔵庫に入れられるならばそのままで冷蔵庫に入れても良いですし、鍋のままでは冷蔵庫に入れられない時は蓋付きの容器に茹で汁と筍をそのまま移して同じく冷蔵庫に入れましょう。
冷凍する時は切ってから
もっと長期間保存したい時は皮を剥いただけで冷凍してしまうと食べられないくらい硬くなってしまいますので、皮を剥いて洗い、すぐに使える大きさに切ってから冷凍保存するようにしましょう。
おいしい筍ごはんの作り方
筍ごはんの作り方とポイント!
炊き込みご飯は炊飯器で炊いても分量さえ間違えなければおいしく作ることができる料理となっています。しかし、土鍋と直火を使った炊き込ご飯は炊飯ジャーで炊いたものよりもおいしく仕上がりますので土鍋で炊き込みご飯を作ってみてはいかがでしょうか?
筍ごはんの材料
下ごしらえした筍1本分・お米4合・白だし大さじ2・酒大さじ2
筍ごはんの調理のポイント!
炊き込みご飯を土鍋で作る時のポイントを紹介します。炊き込みご飯は単純な調理でできますが、土鍋で作る時はポイントを押さえることでおいしい筍ごはんを作ることができます。筍ごはんの調理のポイントを2つ、土鍋を使って炊くことと、しょうゆを使わないことのそれぞれの理由を紹介します。
調理のポイント①
1つめのポイントとなる土鍋を使ってご飯を炊くことによって、土鍋の高い保温性のおかげでお米から余分な水分を飛ばして一粒一粒が立ったおいしい炊き加減の筍ご飯を作ることができます。
調理のポイント②
2つ目のポイントとなるしょうゆを使わないというのは土鍋で炊き込みご飯を作る時に濃口しょうゆを使うとおこげ以上に焦げ付きの原因となってしまいます。白だしがない場合は土鍋で調味料を合わせるのではなく事前にボールや別の容器で出汁と調味料を事前に混ぜ合わせてから土鍋に注ぐようにすると焦げ付きを防ぐことに繋がります。
筍ごはんの作り方①
お米を研いで浸水させる。同時に筍を食べやすい大きさに切る。穂先の方が柔らかく、根元に行くに従って硬くなりますので穂先は大きく切る、根元は薄く切ると食感を合わせることができますのでおすすめです。
筍ごはんの作り方②
筍と調味料を入れる。今回は土鍋で作ってみましたので火加減を紹介すると最初は中火からやや強火の火加減で吹きこぼれるまで加熱する。吹きこぼれたら少し蓋を開けて蒸気を逃して、弱火で15分から20分加熱し続ける。蓋を開けて水分がなくなっていれば火を止めて10分ほど蒸らし、その後全体をさっくりと混ぜて完成です。
完成!
土鍋で炊いたごはんは冷めてもおいしいので余った筍ごはんは次の日の朝ごはんや昼ごはんにおにぎりにしてもおいしく食べることができますのでおすすめです。