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WeBase 高松の3つの魅力
WeBase 高松のスタッフってどんな人たち?
WeBase 高松の3つの魅力
WeBase 高松の魅力はたくさんありますが、私が実際泊まってみて感じたWeBase 高松の「他のホテルと比べてここがいい!」という3つのポイントがこちらです。
(1) コミュニティラウンジ
2階のロビー横にあるコミュニティラウンジがイチオシです。116席、320平米の広さを誇り、カフェ(持ち込み可)として、ワーキングスペースとしてサロンとして、自由に活用できます。
ホテル外のカフェに足を運ばなくても、ホテル内でリーズナブルに心地よい空間と時間を過ごすことができます。
個人的には、自然光が差し込んでくる席がおすすめです。

柔らかな光が天窓から差し込んできます。こういうところってなかなか無いと思いませんか。

気持ちはゆったりくつろいで、仕事や勉強もはかどりそうな空間です。
(2) 朝食ブッフェ(宿泊料金とは別。大人1,000円、7~12歳700円)

見てください。1,000円でこの豊富な品揃えです(季節によりメニューは変わります)。




真ん中のブロッコリーのフリットは美味しかった!サクサクした食感で中はジューシー、初めて食べた味でした。
ホテルオープン当初、朝食はごくシンプルだったそうですが、ゲストの声を聴き、現在のスタイルに変えたそうです。
「一日の始まりとして、元気・パワーをチャージしてほしい」という思いを込めてブッフェ形式の朝食にリニューアル。朝食によってホテルの印象って変わりますよね。手作りの料理や、ホテルの総支配人自らが育てた自家栽培野菜も並びます。

<総支配人が育てた手作り野菜>

朝からたっぷりの新鮮野菜をワシワシと食べられます。

さすが香川県。自分で作るセルフ式のうどんも備わっていました。こういうのって楽しいんですよね~。

出汁の効いた本格的な美味しいうどんでした。
外食は一般的に濃い味つけの料理が多いですが、WeBase 高松の朝食は優しい味で、家庭的な、体に良さそうなメニューが並びます。
「これで1,000円(大人料金)はコスパすごい!」と地元に住んでいる人も週末食べにくるほどの人気なのだそう。

(3) フレンドリーなスタッフ
ホテルには接客業務を学んだスタッフが揃っていますが、WeBase 高松のスタッフは他のホテルとはちょっとユニークです。詳しくは次章にて。。。

<チェックインカウンター>
WeBase 高松のスタッフってどんな人たち?
ホテルスタッフというと、ホテル専門学校や大学の観光学科でホテル業務を学んだ人たちというイメージがあるでしょう。
しかしWeBase 高松のスタッフは、総支配人を除き、ホテル業の経験のない人ばかりです。スタッフの前職は、旅行社、占い師、パイロットなど変わり種の人たちが多いそうです。そして全般的に若いスタッフが多い。
「えっ!それって大丈夫なの?」と感じるかもしれません。
WeBase 高松の特徴として「ホテル接客の常識に囚われないサービス」というものがあるのです。どういうことか、というと「これをやったらゲストが喜ぶんじゃないか」というスタッフの視点が大切にされているということです。そしてそれを受け入れ、やってみさせるというホテルの姿勢も。
例えば、ロビー横にあるお子さん向けのお絵描きボード。

チェックインの待ち時間等に退屈そうにしているお子さんをスタッフがみて「自由にお絵描きできるボードがあれば退屈せずに遊べるんじゃないか」と思いつきました。そして実際にボードを置いてみたところ、子供たちがその場から離れなくなってしまうほど人気になったそうです。お絵描きボードの向かいには絵本コーナーも作りました。

例えば、コミュニティラウンジのテーブルにはこういう気配りが。

小さなお子さんがおでこをぶつけてもケガをしないよう、テーブルの角に樹脂のクッションが付けられていました。こういう細かい所への顧客目線が垣間見えます。
さらに、ホテル入口脇にあるサイクルスタンド。

<サイクルスタンド>
ホテルの外には駐輪場があります。しかし高級な自転車に乗っている人は外の駐輪場に置いておいて何かあったらと、とても気にされるそうです。そこで「それなら私たちスタッフの目につくところにサイクルスタンドを置けば安心なんじゃないか」と考え、ロビー内にスタンドを設置しました。
このようにきめの細かいお客さま目線から来るアイデアや「まずはやってみよう!」というスタンスは、他のシティホテルではあまり見られないように思います。このフレキブルな思考や行動力は、ホテル観光業の常識や慣例に縛られすぎない柔らかい頭、本当の意味でのお客さま目線から来ているのではないかと思いました。
女性専用フロアのお部屋のバスアメニティは、女性スタッフが使ってみて良かったものを採用
その他にも、女性専用フロアのお部屋に置いてあるドライヤーはダイソン製。そしてバスアメニティは、本部が決めたブランドに従うのではなく、女性スタッフが自分たちで実際に使ってみて良いと思ったものを選んでいるそうです。ちなみにWeBase 高松の女性専用フロアのバスアメニティは「プロバンシア(provinscia)」を採用しています。
女性専用フロアはとても人気で、このフロアのお部屋から予約は埋まっていくそうです。
無料のお夜食のレベルの高さ
WeBase 高松では、お夜食に「お茶漬け」が供されます(無料・50食まで)。

このお茶漬け、出汁にすごいこだわりがあって、スタッフが納得した出汁ができるまで何度も何度も試食を繰り返して、ようやくできあがったそうです。(無料なのにそこまで力を入れるってすごい!)

私もお茶漬けいただきました。うどん出汁のようにしっかり旨味が効いた深みのある味で、量もお夜食にちょうど良いサイズでした。
「さぬきうまいもんコンシェルジュ」
ロビー脇の黒板には、ありきたりの情報ではない、スタッフが実際に食べてみて、心からお薦めしたいお店や料理が書かれています。

この手作り感、いいですねぇ~。
また、WeBase 高松の公式サイト内には「高松の正解」というコーナーがあります。
そこにはありきたりの情報ではなく、ゲストに高松の街を存分に楽しんで欲しいという気持ちに溢れたブログが載っています。取り上げたお店の思い、こだわりを実際にお店を取材し、スタッフが感じた生の情報が載っています。「高松の正解」とは「これが本当の高松なんですよ」という思いが込められているのです。