こんにちは!たびこふれ編集部のシンジーノです。
ホテルは旅行や出張で泊まるところ?
その通りです。しかし、単に泊まるだけでなく、その場所が居心地のいい時間を過ごせる場所であったら、なお嬉しいですよね。
今回は、これからの宿泊施設の姿として「こういうスタイルもありだな」と私が感じたホテルをご紹介します。それが「コミュニティホテル&ホステル WeBase 高松」です。

<WeBase 高松の外観>
市役所かホールのようなどっしりした造りで、高松の街を歩いていてすぐ目に入ってきます。
目次
WeBase 高松がめざしていること
We Base高松はこんな人におすすめ
WeBase 高松がめざしていること
コミュニティホテル&ホステルWeBase 高松がめざしていること、それは「世界の若者に旅を!」です。
WeBase 高松は、お客さん(旅人)と地域を繋ぐ場であり、コロナで分断された人と人との心の距離を縮め、笑顔に、元気になってもらいたい、そんな思いで運営されています。
WeBase 高松のシンボル「SHIP'S CAT」
WeBase 高松には、あちこちに猫が現れます。

建物のど真ん中に宇宙飛行士のような大きな猫ちゃんがどーんと鎮座しています。エントランスへ向かうエスカレーター横にも大きな猫ちゃんが。。。

これらはSHIP'S CATと呼ばれています。
※SHIP'S CATとは?(We Base 高松の公式サイトから引用)
WeBase 高松のアイコンとして旅人や街の人々から愛されているのが、現代美術作家ヤノベケンジ氏とのコラボレーションにより制作された、巨大猫のパブリックアート「SHIP'S CAT」です。
WeBaseのコンセプトを体現する「SHIP'S CAT」のルーツは、大航海時代に遡ります。当時、猫は船を守り、疫病を防ぎ、船員の心の友となる旅の守り神的存在として、人々と共に世界中を旅しました。
ヤノベ氏の手によって今の時代に生まれ変わった「SHIP'S CAT」は、未来の希望を予兆し、安全や出会いを助ける守り神となり、混迷する社会においても人々や若者の旅を導いて欲しいという願いが込められています。
WeBase 高松のエントランス上部に設置された「SHIP'S CAT(Returns)」はいつも変わることなく人々を出迎え・見送り、また各客室に描かれ「SHIP'S CAT」はお客様の旅時間を温かく見守ってくれることでしょう。
ホテルとホステルの違いとは?
ホテルは、部屋の中すべてがプライベートスペースですが、ホステルはベッドの上だけがプライベートスペースで、それ以外(トイレ、シャワーなど)は共用となります。WeBase 高松はホテルとホステル(ドミトリー)の両方のタイプの部屋、ドミトリーを兼ね備えている複合型施設です。
WeBase 高松のお部屋は、13タイプ233室あります。今回私が泊った部屋は、ビジネスシングルルーム(1泊8,000円~)です。

<ビジネスシングルルームの内観>
ベッド脇に猫ちゃんが見守っています。部屋は充分な広さでした。いわゆるシティホテルのシングルルームにしては広いな、そんな印象を持ちました。
We Base高松はこんな人におすすめ
次の要素を大事にしたい人に、WeBase 高松はぴったりでしょう。
【WeBase 高松が選ばれる理由】
- コスパは大事。しかし安かろう悪かろうでは困る。機能面も大事にしたい
- 単なる泊まる場所ではなく、情報収集&発信の基地になってくれたら嬉しい
- ホテルスタッフや他の旅人との適度な情報交換、ふれあいもある程度は楽しみたい
- ガイドブックに載っているようなありきたりの情報だけじゃなく、地元の人ならではの耳より情報が欲しい