玄人から素人もOK
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(画像=『CarMe』より 引用)
そして時代は流れ、市販ポルシェにもレーシングテクノロジーが生み出したPDKミッションが搭載されました。
その昔、納車したその日にクラッチを減らしたというようなポルシェ神話は、もう昔の話。しかもこの2ペダルMTはATモードもあり、シフトレバーを操作する必要のない街乗り運転も可能。もちろん2ペダルゆえ、AT限定免許で運転できてしまうのです。
ありきたりな表現ですが、今日ではAT限定の免許取得者がいとも簡単に大パワーのスポーツカーをドライブできるのは、プロ並のシフト操作をクルマがやってのけてくれるからです。
自分で考えるミッション

(画像=『CarMe』より 引用)
特にPDKのすごいところは、ミッションが判断する点。直線でスピードがのった後の鋭角なコーナーで、PDKを積んだポルシェを操るドライバーに求められることは、しっかり減速することだけです。
スピードの落ち方に反応しPDKはギアを落とし、旋回後の加速はパワーバンドを使いきるよう絶妙にシフトアップしてくれる。これはタイトコーナーでも同じこと。タイトコーナーのそれは1速まで落ちてしまうことも。自分の心が見透かされているようで気持ち悪いやら気持ちイイやら。もちろんギアの選択を自分で行うことも可能です。