オリジナルソースでさらに増える味のバリエーション

 たこ焼きの具材のアレンジを紹介したが、アレンジは具材だけではなくソースも考えるとより楽しい。今回は、市販のたこ焼きソースとマヨネーズ。鰹節、青のりのほかに、たらこマヨ、ポン酢、白だしを準備した。

GWは家族みんなでたこ焼きづくり|我が家で人気のベスト具材
(画像=たらこマヨ、ポン酢、白だしを準備(筆者撮影)、『BCN+R』より 引用)

 白だしを使うと明石焼き風になる。ダシにつけると、たこ焼きが少し冷めて食べやすくなる。

 他にも、ウインナーやチーズ、コーンなどの具材にはケチャップやマヨネーズがよく合う。味がやさしい具材には、後乗せで紅ショウガをかけると味が引き締まっておいしい。

 冷蔵庫をのぞいて、どの具材のたこ焼きに、どのソースが合うのか考えるのも楽しい。オリジナルのたこ焼きづくりは、具材とソースの組み合わせでバリエーションは無限大に広がる。

たこ焼きを上手につくる簡単なコツ

 たこ焼きづくりには、簡単なコツがある。せっかくつくるなら、うまくいくコツを押さえた上でつくりたいものだ。

 まず、ひとつは生地をたくさん入れること。穴の中だけでなく、たこ焼きプレート全体に行き渡るように生地を入れると、丸い形のたこ焼きができる。

 二つ目は、油を多めに入れること。生地を入れる前に、しっかりと油をなじませる。それによってたこ焼きを返しやすくなる。また、仕上げに油を少し入れる。そうすると表面がかりっとした揚げ焼き状態になり、中はとろっと、外はカリカリの理想的なたこ焼きになる。

 三つ目は、たこ焼きを返し始めたらよく回す。まわりの生地を寄せながらたこ焼きを返したら、そのまま放置せずに、なるべくたくさん回すと、きれいな丸い形に整う。回すことで焼きムラも少なくなる。

 たった三つのポイントだが、これだけを意識してつくるだけでも、形のいいおいしいたこ焼きが出来上がるので参考にしていただきたい。