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記憶力がいい人になるための記憶力アップ術
記憶力アップ効果のある食べ物
記憶力がいい人になるための記憶力アップ術

この様に、記憶力の優れている人は集中力が高かったり、話すときにも内容を整理しているなど、常に頭を回転させている傾向があります。今から記憶力を高めようとしても遅いのでは、という事は決してなく、様々な方法でアプローチできます。
記憶力アップ術①書いて覚える

まず1つ目に挙げられる記憶力アップの方法は、書いて覚える事です。文章を見るだけよりも、実際に自分の手を動かして書くという行動を加えるのが重要であり、何か新しい事を覚え定着させるためには欠かす事が出来ないステップなのです。
ただ、内容を覚えるためには、ダラダラと書き込むだけではいけません。内容をすべて同じような大きさで書いたりするのではなく、重要だと思うポイントを色や大きさを変えるなどして強調します。そうすると、見返したときにもどこが重要かがすぐに分かります。
重要で覚えたい事については、いつもと異なる書き方をするのも効果的です。いつもシャープペンで書いているのをボールペンに変えたりといったように、いつもと違う方法は記憶に残りやすいのです。
記憶力アップ術②ストレスをためない

2つ目に、ストレスを溜め込まないようにしましょう。生きている以上、どんなところからストレスを感じるかは分かりません。嫌な気持ちになればマイナスのストレスがかかっていますし、逆に良い事があっても身体的にはストレスなのです。
こうしたストレスというのは、体に様々な影響を及ぼします。体調を崩すといった表に出る形で表れるものもあれば、精神的な負荷になって鬱に近い形になってしまう事もあります。
ストレスからくるイライラ、不安といったマイナスな感情は、人の記憶力も低下させる可能性があると言われています。できる限りストレスを発散する方法を確立、複数確保して、リフレッシュが出来る手段を整えておくべきです。
記憶力アップ術③繰り返し思い出す

3つ目は、繰り返し思い出す事です。何かを覚えようとしている時に、どれだけ覚えたいという気持ちがあったとしても、人間はどんどん忘れていってしまう生物ですから、中々記憶するのも難しいと言われています。
1時間前に覚えた内容は時間経過後にその半分を忘れ、1日の記憶となると7割もの内容を忘れてしまうとすら言われています。覚えたい事というのは、何度も何度も反復させる「復習」の作業が欠かせません。
復習のタイミングとしては、1日後、1週間後、1か月後などのように、一定期間を開けたサイクルを形成して行うと理想的です。前日に覚えたものを翌日に復習し、それを1週間後にまた復習するといった流れで覚えるのです。
記憶力アップ術④五感を使う

人間の五感、味覚に触覚、嗅覚、聴覚、視覚と関連する物事は、強く印象に残しやすいと言われています。例えば、耳で聞いて目で見ているだけではなく、それを口に出しながらといった方法を実践するのです。
例えば、何かをプレゼン形式で人に発表する必要があったとします。それを覚えたいというのであれば、覚える時にも人に説明するイメージを持って、資料を指し示したり、身振り手振りを加えると効果的になります。
可能であれば、リズムや音楽に乗せて覚えるとより記憶が効率的に行われます。学校の勉強における歴史単語の語呂合わせなどは、まさにこれに該当しています。
記憶力アップ術⑤新しいことに挑戦する

非常に重要なのが、新しい何かに挑戦するという事です。これは仕事に関係なく、読んだ事の無い小説を読んだり、初めて聴くジャンルの音楽を聴くといったように、これまでに経験が無い事へのチャレンジというのは、体は自然に緊張を覚え、そして刺激が加わります。
これらは集中力にもつながりますので、新しい事を実践するという事は、すなわち集中力を高める訓練と言い換える事も可能です。記憶力が高い人の特徴の中にも、集中力に優れる事を挙げていましたが、その理由はまさにこのチャレンジの賜物なのです。
ここで大切なのは、挑戦する内容が自分にとって興味のある事かどうかです。興味があれば自然と知りたいという欲が生まれてきますので、集中力も高まり効率的記憶力を挙げられるでしょう。
記憶力アップ術⑥ポジティブな気持ちを持つ

記憶というのは、当然ながら脳が行います。その時々の気持ち、心理的な状態というものが記憶に大きな影響を及ぼすわけで、自分が積極的に楽しんでいるかどうか、興味をしっかり持てているかどうかが、記憶の可否に関係してきます。
楽しんでいれば脳も自然と活性化するわけで、趣味などの自分で興味を持って実践している事がいつでも思い出せるのは、興味を持っていて楽しめているからです。覚える時には、自分が好きなものと関連付け、ポジティブな気持ちを大切にしてみましょう。
記憶力アップ効果のある食べ物

記憶力の向上には、様々な食べ物、ひいてはその中に含まれている成分が影響するというのは、よく聞く話でしょう。最後に、記憶力を挙げる効果のある食べ物をいくつかご紹介します。
食べ物①青魚

まず1つ目は、青魚です。「魚を食べると頭が良くなる」というのは歌にもなっていて非常に有名な所ですが、科学的に解説すると、サンマやサバといった青魚に含まれるDHAやEPAといった成分が、脳を活性化させる働きがあるからなのです。
その為、記憶力の向上の為には、毎日でも青魚を食べたいところです。苦手で中々食べられないという方にも、子供向けの健康機能食品という手があり、先にご紹介した成分だけではなく、カルシウムなど体を作る成分も配合しています。
食べ物②バナナ

2つ目は、バナナです。脳へのエネルギーとなるブドウ糖など、糖質が豊富に含まれています。ブドウ糖だけではなく、でんぷんや果糖、ショ糖といったような様々な糖質を含みますので、脳を元気にさせ記憶力を高めるのにはうってつけなのです。
ブドウ糖は特に、脳へのエネルギー源としてそのまま吸収されていきます。バナナは忙しい朝の朝食としてもぴったりと言われており、簡単に食べられる食品としてお勧めできます。
食べ物③豚肉・大豆・ゴマ

豚肉や大豆、胡麻などもお勧めできます。これらはアミノ酸やビタミンB群を豊富に含んでいる事から推奨されていて、健康維持にも欠かせないアミノ酸は脳もサポートする働きがあるとされ、必須アミノ酸は特に体の中で作られないので、豚肉や大豆を摂取する必要があります。
また、ビタミンB群には認知機能の発達に関わっているとされる成分もあり、認知機能低下に効果なのではないかと研究も進められています。
食べ物④乳製品

牛乳、ヨーグルトなどの乳製品も同じく効果的です。牛乳にはカルシウムが豊富に含まれているので、体の発達には欠かせない食品の1つです。乳製品を多く摂取する人は、脳機能が高いという海外の研究結果もあるので、科学的にも推奨できます。
食べ物⑤チョコレート

もう1つ、チョコレートも脳機能アップに効果があると言われています。原料であるカカオにはフラバノールという成分があり、ストレス軽減、認知機能改善といった機能を持つとされていますし、糖質もあるので脳のエネルギー補給にもつながります。