記憶力がいい人は、自分の身近に1人居たりするでしょう。誰だって記憶力は優れている方が良いと思うでしょうし、もし記憶力を損なわない方法があるのであれば実践したいはずです。そこで本記事では、記憶力に優れている人の特徴、そして記憶力アップの具体的な方法などをご紹介します。

目次
記憶力がいい人は何が違う?
記憶力がいい人の特徴

記憶力がいい人は何が違う?

記憶力がいい人はこれをしていた!記憶力アップ術を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

記憶力というのは、誰であっても優れている方が良いと思う筈です。しかし、年齢を重ねていくにつれて新しい事を覚えるのが苦手になっていったり、といった流れがあるわけですが、記憶力に優れる人というのは何が違うのでしょうか?

記憶力と年齢は関係ない

記憶力がいい人はこれをしていた!記憶力アップ術を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

実は、記憶力と年齢との間に関係はないと言われています。歳を重ねていくと、新し事を覚えるのが苦手になった、若い頃に覚えていたことを忘れてしまう、といった説がありますが、最新の研究によって加齢と記憶力の低下は直結していないと判明したのです。

脳研究の専門家たちが、115歳という超高齢で亡くなった方の脳を解剖したところ、脳の機能についてはほとんど衰えが見えなかったのです。そこから、人間の脳の寿命は約120年ほどであると考えられるようになりました。

記憶力がいい人はこれをしていた!記憶力アップ術を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

なのになぜ加齢で記憶力が下がると言われているかというと、それは物忘れが加齢と直結しているという固定観念が根付いてしまっている、時間の感覚が子供のころと変わり、相対的に思い出せなくなっているという事もあり得ます。

記憶力がいい人は遺伝子のおかげ?

記憶力がいい人はこれをしていた!記憶力アップ術を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

何かしら優れている要素を持っている人は、遺伝のお陰なのではないか、という話しがほぼ必ず出てきます。例えばお酒に強い人がいますが、この場合は人が持つ遺伝子によって、酒を分解するアセトアルデヒドの量が違っているからです。

それゆえに、親がお酒に強いと子供も同じく酒豪になるという訳です。同じように記憶に関しても遺伝子が引き継がれており、DNAを調べれば将来的に記憶力が高いかどうかがある程度分かる様です。

ただし、その記憶の遺伝子がどれだけ人間の能力に影響するかまでは、詳しく判明していません。体感的には遺伝が2割、その後の環境が8割といった塩梅になっているようで、決して遺伝がすべてという訳ではないという事です。

記憶力がいい人の特徴

記憶力がいい人はこれをしていた!記憶力アップ術を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

以上、記憶力の良さは年齢とは関係が無い事、そして遺伝による影響は多少あれど、やはり環境や努力によって違ってくる割合の方が大きいという事を解説しました。続いては、実際に記憶力に優れる人の特徴についてご紹介します。

特徴①時間を効率的に使う

記憶力がいい人はこれをしていた!記憶力アップ術を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

1つ目は、時間を効率的に使っている事です。例えば仕事でほんの少しだけ空いた時間が出来たとして、その限られた合間の時間をも有効に使うために自然と体を動かしている、といった所があるのです。わずかな時間でも、新しい知識や経験を得るための有効な時間にしているという訳です。

この効率的な時間の使い方には、この後詳しく解説する集中力の高さが大きく影響するためと考えられます。例えば10分間電車に乗るといった場面があれば、その時間をスマホを見るだけではなく、何か新しい知識を得るために本を読むなどすれば、決して無駄になりません。

特徴②集中力が高い

記憶力がいい人はこれをしていた!記憶力アップ術を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

2つ目は、集中力が高い事が挙げられます。集中力とはすなわち、時間を忘れて何かに没頭する事が出来る能力と言い換える事が出来ます。誰であっても、自分の趣味であったり好きな事など、興味関心の高い事については集中力を発揮するものです。

これは、好きな事に関してまだ知らない部分があり、それを「知りたい」と思っているという動機が根本にあると考えられます。音楽の歌詞なども膨大にありますが、それをすぐに思い出して歌えるのは、その曲が好きだから、興味があるからです。

逆に興味の無い勉強などだと、この好奇心が薄れてしまうので、覚えるべき事も覚えにくくなってしまいます。その為、先に挙げた通り時間を有効に使う事がポイントになってきます。

特徴③頭の回転が早い

記憶力がいい人はこれをしていた!記憶力アップ術を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

頭の回転が早いという事も特徴の1つに数えられます。実は記憶力の高い人というのは、ボーっとしているように見られやすいです。それは何も考えていないわけではなく、頭の中で情報を整理しているからなのです。

傍から見ると何も考えていないように見えて、その実人一倍頭を動かしている訳です。記憶力のいい人はそれが常態化しており、日常の中で記憶力を高める訓練をしている、という事になります。

また、意見を求められた時、すぐに応答する事も可能です。それは頭の中にある共通した話を素早く取り出せるからであり、情報を分類し共通点を探し出すよう常に意識しているのです。

特徴④好奇心旺盛な性格

記憶力がいい人はこれをしていた!記憶力アップ術を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

好奇心が旺盛な性格も、記憶力の良さに少なからず影響しています。人間の記憶の構造というのは、生存に関係する情報かどうかによって分かれてきます。これを判断するのが「海馬」と呼ばれる部位で、必要と判断されれば長期的に記憶されるようになります。

しかし、絶対に生存に関わっていなければ忘れてしまう訳ではありません。関係が無い情報であっても、何度も繰り返し入ってくるものは勝手に生存に必要であると勘違いし、記憶して忘れるまでの速度も遅くします。

また、とある研究によれば、60代から80代で2,30代の脳レベルを維持している人は、新しいチャレンジをする事に対し恐れない点が共通している様です。

特徴⑤会話に説得力がある

記憶力がいい人はこれをしていた!記憶力アップ術を徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

もう1つ、会話に説得力を持たせられるという事も挙げられます。記憶力がいい人の話というのは、とても端的なものです。それは、話す内容を頭の中で取捨選択し、無駄な言葉や表現を排しているからです。

それゆえに、聞いている側からしても話にストレスを感じず、非常に話し上手であるという印象を持ちます。これは、記憶力の優れる人が論理的な思考から会話の内容を決めているからなのです。そのほか、質問をされたとしてもすぐに自信をもって意見が返せるので、安心感のある会話が出来ます。