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ホンダ ビートのテールランプはS800モチーフ
じつは丸目4灯ではなかったハコスカGT-R
ホンダ ビートのテールランプはS800モチーフ
最近では、すっかり見かけることも少なくなってきたビートは、軽自動車のオープン2シーター。オープンボディのミッドシップ車としては世界初のモノコックボディというのもトピックの一台だ。そのテールランプはホンダが四輪に進出した初期に生み出したオープンカー「S800」のそれをモチーフとしている。
ウインカー、ブレーキ、バックランプの配置や比率はS800と似たイメージにしながら、全体的には丸みを帯びた形状として、キュートに見えるよう甦らせたのは、ビートだけが持つシティコミューター的なライトウェイトスポーツカーというキャラクターにもマッチしている。
じつは丸目4灯ではなかったハコスカGT-R
スカイライン、スカイラインGT-Rといえば丸目4灯テール! というイメージが強く、欠かせないデザイン要素となっているが、じつは初代のスカイラインGT-R、通称「ハコスカGT-R」のテールランプは角目4灯だった。
いや、ハコスカGT-Rの初期モデルでは4灯でもなく、長方形の中にウインカーやブレーキランプをレイアウトしたコンビネーションランプだったのだ。丸目4灯のイメージがついたのは、その後に登場する2代目スカイラインGT-R(通称:ケンメリGT-R)が丸目を並べたテールランプを採用してからだ。