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姿を消した理由は?
最後のリトラクタブルヘッドライト搭載車は?
姿を消した理由は?
リトラクタブルヘッドライトは、格納されているときには空気抵抗を軽減するメリットが期待されていましたが、ライト使用時には大きな突起物が現れるためかえって空気抵抗が悪くなることが判明。
また、ライトを動かすためのパーツが必要なので重量増につながる、故障すると出し入れできなくなる、ライト使用時に歩行者事故を起こすと相手に大きな怪我を負わせる恐れがある…など、デメリットのほうが多く、さらにヨーロッパを中心にデイライトが義務付けられたこともあり、徐々に姿を消しました。
また北米ではライトの最低地上高に関する規制が緩和されたこともあって、安全性の問題とともに90年代中ごろからリトラクタブルヘッドライトは急速に姿を消していきます。
最後のリトラクタブルヘッドライト搭載車は?
日本車における最後のリトラクタブルヘッドライト搭載車は、2002年8月まで生産されたマツダ RX-7(FD)です。世界に目を向けるとシボレー コルベットが2005年にC6へとフルモデルチェンジし、リトラクタブルヘッドライトは新車市場から姿を消しました。
これからリトラクタブルヘッドライトの車に乗りたい方は、中古車という選択肢しか残されていないようです。
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提供元・CarMe
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