不動産査定の依頼方法
では不動産査定を依頼したい場合、どのように依頼したらいいのでしょうか? 依頼方法には以下の2つがあります。
不動産会社に直接行く、または問い合わせる
売却したい不動産の近くにある不動産会社に直接相談に行きます。とはいえ、すぐに相談できるとは限りません。事前にアポイントを取っておいたほうがスムーズです。もし不動産査定のチラシやDMが自宅に届いていたら、その不動産会社に問い合わせてみる方法もあります。
一括査定サービスを利用する
一括査定とは、不動産一括査定サイトを運営する会社を経由して不動産会社に査定を依頼できるサービスです。不動産会社に出向く必要がなく、無料で査定してもらえます。売却を検討しているユーザーと不動産会社をマッチングしてくれるサイトと考えてください。すぐに査定結果が出るのがメリットです。
不動産査定前に準備しておくこと
不動産査定をスムーズに進めるためには事前準備がとても大切です。では、どのような準備が必要になるのでしょうか? 準備しておきたいことは以下の4つです。
住宅ローン残高の確認
売却したい不動産に住宅ローンが残っている場合、残高を調べておきましょう。不動産を売却したときに住宅ローンが全額返済できるかどうかを確認するためです。
必要書類の確認
訪問査定の際、不動産会社が参考にするための書類を準備しておく必要があります。設計図や間取り図、登記簿謄本などを求められる場合が多いです。あらかじめ、査定を依頼する不動産会社に必要な書類を聞いておきましょう。
修繕(必要な場合のみ)
修繕といっても、片付けやハウスクリーニングを査定の段階でやっておく必要はありません。査定結果に影響すると思われる場合は修繕するという選択肢はあります。ただ買主がリフォームすることも考えられるので、家の状態を正確に伝えることが大切です。
相場を調べておく
査定時に、不動産会社から希望する価格を聞かれる場合があるので、事前に相場感を知っておくのも大事なポイントです。
査定価格をすぐに知りたい人には、査定シミュレーターやAI査定がおすすめです。売却したい物件の情報を入力すると想定売却額が算出されます。これは個人情報の流出が少なく、営業電話の心配がないのがメリット。ただし、正確な算定ではないのであくまでも目安として考えましょう。