まとめ:「医療者側の理解が進んでいる」は事実だが…

「医療者側の理解が進んでいる」は事実ですが、それは「HPVワクチンの安全性がようやく明らかになった」という意味では無く、それを前提として、さらなる効果や付随する医学事象に関する高レベルエビデンスが出てきた、ということだというのが分かりました。

それによって医療現場において、ワクチン接種を受けた者が訴える症状に対する適切な対応や処置が可能になった、という意味と捉えることが可能でしょう。

しかし、朝日新聞記事では「安全性評価、尾身氏の助言が鍵」などと書いてましたし、朝日新聞(株式を有しているテレビ朝日も)は新型コロナワクチンに関しても不穏な報道を繰り返してきましたから、既存の読者にとってはどう映ったでしょうか…。


編集部より:この記事は、Nathan氏のブログ「事実を整える」 2022年4月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「事実を整える」をご覧ください。

文・Nathan/提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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