朝日新聞「HPVワクチンの積極的勧奨が再開、症状について医療者側の理解が進んでいる」
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

どういう意味なのか?

朝日新聞「HPVワクチン積極的勧奨再開、医療者側の理解が進む」

朝日新聞が厚生労働省によるHPVワクチンの積極的勧奨の再開に関し、接種後に報告されたような愁訴の「多様な症状」について、「医療者側の理解が進んでいる」と書いています。

従前の朝日新聞の態度からすると、まるで医療者側に問題があったとしたいような雰囲気を感じてしまいます。

マスメディアの「重篤な副反応」ワクチン忌避報道と積極的勧奨の停止

厚労省のHPVワクチン積極的勧奨の停止の理由は、マスメディアが「重篤な副反応」として大々的に報じたワクチン忌避報道が原因です。

この論文では朝日新聞の報道が発端となったことが示されています。

朝日新聞「HPVワクチンの積極的勧奨が再開、症状について医療者側の理解が進んでいる」
(画像=『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

この論文の中身の簡単な紹介・解説は以下でどうぞ。

朝日新聞「HPVワクチンの積極的勧奨が再開、症状について医療者側の理解が進んでいる」
(画像=朝日新聞2013年3月8日朝刊37面
朝日新聞 HPVワクチンの副反応「スクープ」記事を削除するも謝罪せず – 事実を整える、『アゴラ 言論プラットフォーム』より引用)

当の朝日新聞は、WEB上の記事を1か月後には削除していました。紙面での扱いもスクープというものではありませんでした。